早田ひな、決勝進出ならず 21歳対決は中国・孫頴莎に軍配<卓球・WTTカップファイナル> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 早田ひな、決勝進出ならず 21歳対決は中国・孫頴莎に軍配<卓球・WTTカップファイナル>

2021.12.06

文:ラリーズ編集部

<卓球 WTTカップファイナル・シンガポール 日時:12月4日~7日 場所:シンガポール>

6日、WTTカップファイナルは3日目を迎え、女子シングルス準決勝に早田ひな(日本生命)が登場。孫頴莎(スンイーシャ・中国)にゲームカウント1-4で敗れ、決勝進出とはならなかった。

早田ひなvs孫頴莎

早田は、1回戦で鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)、2回戦では杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)とアジアの強敵を打ち破ってきた。

対するは早田と同じ2000年生まれの21歳・孫頴莎(スンイーシャ・中国)だ。直近の世界選手権では女子シングルス準優勝を果たしている。今大会は、ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)、陳幸同(チェンシントン・中国)を下し、勝ち上がってきている。

男子顔負けのパワーが持ち味の両選手が激突した。試合は、早田が第1ゲームを幸先よく制したが、第2ゲームから気合十分の孫頴莎が3ゲームを連取。ゲームカウント1-3と早田は後がなくなる。

早田が放つ強烈な打球も孫頴莎は1本多く返してくる。互角な展開もなかなか早田は追いつけない。そのまま第5ゲームも孫頴莎が逃げ切り、早田はゲームカウント1-4で敗れ、準決勝敗退となった。

女子シングルス準決勝

早田ひな 1-4 孫頴莎(スンイーシャ・中国)〇
11-6/9-11/6-11/9-11/8-11

WTT(World Table Tennis)とは

ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。

これまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに、五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として、グランドスマッシュを位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。
今大会は上から2番目のカテゴリーである「カップファイナル」となる。


図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部