文：ラリーズ編集部
＜卓球・第26回ITTFアジア選手権2023 日程：9月3日〜10日 場所：平昌（韓国）＞
9月3日から、韓国の平昌で第26回ITTFアジア選手権2023が開催されている。
8日には女子シングルスは3回戦から準々決勝までが行われ、伊藤美誠（スターツ）、早田ひな（日本生命）がベスト8まで勝ち進んだがそれぞれ王藝迪（ワンイーディ・中国）、孫頴莎（スンイーシャ・中国）と中国勢の前に敗れた。
また、4回戦では平野美宇（木下グループ）が陳幸同（チェンシントン・中国）に、木原美悠（木下グループ）が王曼昱（ワンマンユ・中国）に、佐藤瞳（ミキハウス）が陳夢（チェンムン・中国）にと、日本女子は全選手が中国選手に苦杯を喫した。
女子ダブルスでも平野美宇（木下グループ）/張本美和（木下アカデミー）ペアが孫頴莎/王藝迪（中国）ペアに0-3で敗れるも、木原美悠/長﨑美柚（ともに木下グループ）ペアがシンガポールペアを下し、4強入りを決めている。
女子シングルス3回戦
〇平野美宇 3-1 梁夏銀（ヤンハウン・韓国）
11-9/11-7/8-11/11-4
〇早田ひな 3-0 AKASHEVA Zauresh（カザフスタン）
11-3/11-3/11-3
〇伊藤美誠 3-0 李凱敏（中国香港）
11-3/11-3/11-6
〇木原美悠 3-1 李皓晴（リホチン・中国香港）
11-9/11-6/7-11/11-7
〇佐藤瞳 3-0 THAPA Evana（ネパール）
11-1/11-3/11-2
女子シングルス4回戦
平野美宇 0-3 陳幸同（チェンシントン・中国）
4-11/9-11/6-11
〇早田ひな 3-0 SAWETTABUT Jinnipa（タイ）
12-10/11-5/11-4
〇伊藤美誠 3-0 田志希（チョンジヒ・韓国）
11-8/11-5/11-4
木原美悠 0-3 王曼昱（ワンマンユ・中国）〇
9-11/4-11/5-11
佐藤瞳 1-3 陳夢（チェンムン・中国）〇
1-11/11-9/7-11/5-11
女子シングルス準々決勝
早田ひな 1-3 孫頴莎（スンイーシャ・中国）〇
2-11/5-11/11-8/6-11
伊藤美誠 1-3 王藝迪（ワンイーディ・中国）〇
11-7/8-11/9-11/6-11
女子ダブルス準々決勝
平野美宇/張本美和 0-3 孫頴莎/王藝迪（中国）〇
5-11/10-12/5-11
〇木原美悠/長﨑美柚 3-0 ZHOU Jingyi/WONG Xin Ru（シンガポール）
11-3/11-9/11-4
アジア選手権とは？
アジア選手権は、2～3年ごとにアジア各国の予選を勝ち抜いた選手によって、アジアNo.1を決める大会である。卓球の全種目（男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルス・男女団体）が行われ、各種目で優勝者が決まる。
日本勢の記録としては2021年に女子シングルス・男子ダブルス・混合ダブルス・女子団体の計4種目で優勝している。中でも男子ダブルスは45年ぶり、混合ダブルスは43年ぶり、女子団体は47年ぶりの優勝、早田ひな（日本生命）が3冠を達成するなど歴史的快挙が続いた。
アジア選手権大会報道
