張本智和「自分の試合に集中する」篠塚大登「早く試合がしたい」田中佑汰「出して良かったなと思われたい」<世界卓球2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:日本での公開練習時の篠塚大登(愛知工業大)/提供:YUTAKA/アフロスポーツ

大会報道 張本智和「自分の試合に集中する」篠塚大登「早く試合がしたい」田中佑汰「出して良かったなと思われたい」<世界卓球2024>

2024.02.16

文:ラリーズ編集部

<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>

16日、ITTF世界卓球選手権釜山大会2024の予選リーグが開幕した。

対戦相手のナイジェリアの棄権により、初戦不戦勝でのスタートとなった男子日本代表の張本智和(智和企画)、篠塚大登(愛知工業大)、田中佑汰(個人)が報道陣の質問に答えた。

男子日本代表 インタビュー

ナイジェリア戦がなくなったと聞いたときの率直な感想は

張本:あと5分でラケットの提出だったんですけど、そこで(棄権を)聞かされました。

アルナ選手がいないことは聞いていたのですが、それ以外の選手と試合したかったなという気持ちがあったので残念でしたね。アルナ選手のいるフルメンバーと試合したかったのはもちろんですけど、相手が2人でも試合ができればとは思っていました。

篠塚:自分はアルナ選手がいないということもは知っていて、練習までは自分も(試合に)出ると思っていたのですが、オーダー交換の時に(自分の出る)2番(の試合)がないというのは聞きました。

その中でも試合前にいい緊張感の中で練習ができたので良かったです。(明日に)繋げられる良い日になったと思います。試合はやりたかったなというのはありますね。

田中:僕の場合は2番の選手がでないという風に聞いていたので、実質1番の試合後に自分の試合が来るということをイメージしながら練習していたんですけど、それがなくなったということで、緊張感を持って練習ができたというプラスの面もありますし、もうちょっとやりたかったなという気持ちもありました。

前回の団体戦から2年。この2年間で成長したところは

張本:僕はこの2年間で安定感がすごく増したと思うので、今までの若い時のような派手なプレーではなく、しっかり堅実に相手に先攻してリードを保って勝つというプレーができているので、明日以降の試合でそのような試合運びができればいいなと思います。

会場の雰囲気はどうか

篠塚:やはり特別なところだなというのは感じました。前回の世界選手権は自分が故障で出られなかったので早く試合したいなという気持ちがあります。

明日に向けて

篠塚:また良い準備をして、良い状態で試合に臨めたらと思います。

田中:明日のオーダーはまた発表されると思うんですけど、自分が最高の準備をして、いつ(試合に)出るという風に決まっても最高の状態で出られるようにまた明日も頑張りたいなと思います。

戸上選手の体調が気になるが

張本:熱が出てしまったとのことです。詳しい病名はまだわからずいつ復帰できるかもわからないですけど、まずは健康になってほしいですね。そこから練習できるならしてほしいですけどまず今は健康に戻ること、そこを応援したいですね。

戸上選手の不参加によって自分自身へのプレッシャーや重圧は増えているか

張本:もちろん出てくれれば良かったんですけど、それ以外のメンバーも頼もしいですし、そのために5人で来て、他の2人(濵田一輝、吉村真晴)もリザーブとして不測の事態に備えてくれています。みんな強いメンバーなので、自分のやることは変わらず自分の試合に集中するって気持ちで頑張っていきたいです。

篠塚:正直緊張感がより増したという気持ちもあるんですけど、自分的にはその緊張感を乗り越えられるように準備したいです。

田中:戸上がいなくなったことで僕とか松島(輝空)の出る可能性が増えたと思うんですけど、(試合に)起用された時に出して良かったなと思われたいですし、そういう風なプレーを目指したいなと思っているので引き続き準備していきたいなと思います。

戸上選手になんて声をかけてあげたいか

田中:「元気になれよ」それだけです。

張本:正直僕が戸上の立場だったらどう声をかけられても悔しいと思います。

まずは体調を治すこと、できることはそれしかないと思います。結果は後からついてくるので本当にたくさん寝て、ご飯をたくさん食べて、元気に過ごして欲しいなと。それだけです。

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