平野美宇「やるしかない」粒高ラバーに大苦戦も逆転勝利<世界卓球2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:平野美宇(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 平野美宇「やるしかない」粒高ラバーに大苦戦も逆転勝利<世界卓球2024>

2024.02.18

文:ラリーズ編集部

<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>

17日、世界卓球選手権釜山大会の2日目が行われ、女子予選リーグで日本代表とイラン代表が対戦した。

日本代表は2000年生まれの同学年で“黄金世代”と呼ばれる伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(木下グループ)、早田ひな(日本生命)の3人が勝利し、日本代表が3-0で勝利を飾った。

2番で登場した平野は、相手の粒高ラバーに苦しみ、ゲームカウント0-2と追い込まれるも、粘りを見せて逆転勝ちを収めた。


写真:平野を苦しめたアシュタリ(イラン)/撮影:ラリーズ編集部

試合後、平野が報道陣の質問に答えた。

平野美宇、試合後のコメント

大変な試合でしたが

相手の選手のラバーが異質で、慣れるのにすごく時間かかってしまって、すごく危ない試合でした。

1ゲーム目を落として焦りがあったか?

もっと表ソフトっぽい感じかなと思ったんですけど、粒っていう感じの粒で、それがすごく変化もあって、試合もしたことがなかったので、最後までやりにくかったですね。

事前情報と実際やってみた感じは違った?

そうですね、やりにくかったですし、会場の台も異質の選手のボールが、すごく滑って切れる気がして、いつもよりちょっとやりにくい気がしました。

作戦としては

もっとフォアに行けばよかったんですけど、それが1ゲーム遅かったので、2ゲーム目からもっとフォアに行くべきだったなっていう風に思っています。

思ったよりフォアも回り込みした時は結構パワーのある選手だったので、簡単にフォア行けないと思ってしまったんですけど、やっぱり最後はやるしかないなっていう気持ちを持ってやりました。最後まで、怖くてもフォアに行くしかなかったです。

厳しい試合を勝ち切れた要因

途中で諦めそうになったんですけど、選考レースとかでも結構苦しいところで勝ってきたので、ここで負けられないなっていう風に思って、レースで勝ち抜いたからこそ、できるかもっていう気持ちもあったので、諦めずにできたと思います。

次の試合に向けて

中国選手も負けたりしてたので、異質の選手に対して注意しないといけないなっていう風に思いました。でも裏裏はまた違ってくると思うので、気持ちを切り替えて試合をするしかないなと思います。

世界卓球2024 予選リーグ

日本 3-0 イラン

〇伊藤美誠(スターツ)3-0 シャハサバリ
11-5/13-11/11-4

〇平野美宇(木下グループ)3-2 アシュタリ
6-11/9-11/11-6/13-11/13-11

〇早田ひな(日本生命)3-0 サラジ
11-8/11-3/11-4

平野美宇(木下グループ)– シャハサバリ
伊藤美誠(スターツ)– アシュタリ

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