田㔟監督「良いスタートを切れた」 体調不良の戸上隼輔については「最短で21日復帰」<世界卓球2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ベンチから声援を送る田㔟邦史監督、田中佑汰(個人)、張本智和(智和企画)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 田㔟監督「良いスタートを切れた」 体調不良の戸上隼輔については「最短で21日復帰」<世界卓球2024>

2024.02.17

文:ラリーズ編集部

<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>

17日、世界卓球選手権釜山大会の2日目が行われ、男子予選リーグで日本代表とチェコ代表が対戦した。日本は、16日の第1戦のナイジェリア戦は相手棄権のため、不戦勝となっており、“今大会初陣”となった。

1番で張本智和(智和企画)がゲームカウント3-1で勝利すると、篠塚大登(愛知工業大)、松島輝空(木下グループ)と2選手が初出場となったが、それぞれ3-0勝ちと完璧な試合運びで日本がマッチカウント3-0でチェコを下した。

試合後、男子日本代表の田㔟邦史監督が報道陣の質問に答えた。

田㔟邦史監督、試合後のコメント

チェコ戦を振り返って

昨日試合がなくて、これが日本として初戦で、昨日、チェコは1試合やっている。その中ですごい良いスタートを切れたかなっていう風に思います。

(張本)智和がいいスタートを切ってくれたっていうのと、あとの2人も良いスタート切ったんじゃないかなっていう風に思います。

ちょっと予想上回る良い準備ができたと思います。

オーダーについて

世界卓球の前にパリ五輪の代表候補の内定が発表になったので、そういった意味でも、やはり(張本)智和と篠塚、その2人をメインに使ったという感じですね。

昨日の不戦勝が決まった後は

ちょっとリラックスしたムードで、今日に向けてしっかりと準備しました。

戸上選手が体調不良の中、どうカバーしていくか

昨日までは検査ができてなかったので、体調不良っていうことだったんですけど、戸上についてはインフルエンザでした。 昨晩検査をして、正式に結果が出ました。

インフルエンザということを選手たちにも今日説明をしました。

(丹羽孝希がインフルエンザで辞退した2022年成都大会)前回大会と同じ状況なんですけど、1番悔しいのは、戸上自身だと思うんですよね。

五輪代表にも決まった中で、この世界卓球に向けて気合を入れてきた中で、体調崩してしまった。1番悔しいんじゃないのかなと思います。

韓国で療養中?

そうですね。

昨日戸上が「部屋からですけど、熱い応援を送ります」っていう連絡もくれましたし、今日出る選手も戸上の気持ちも組んで準備をして試合に臨んでくれたんじゃないのかなと思います。

あとみんなに言ったのが、戸上が出られないからネガティブになるんではなくて、戸上がいない分、アピールしてくれるのは誰かと。このチャンスを掴んでほしいっていうことを選手に伝えました。

前回大会(2022年成都大会)はそれ(丹羽の出場辞退)で戸上がチャンスを掴んで、自分が世界で勝てるってことを証明したと思います。

同じような状況ですけども、選手は自分のアピールする場所として、良いチャンスなんじゃないのかなっていう風に思います。

もちろん戸上が回復してくれるのをしっかり待ちたいなと思います。

復帰の見通しは?

復帰については、熱が下がるかどうかっていうのを含めて、最低でも5日間(は療養)。

ドクターの先生や栄養士の先生も来てくれてるので、いろんなカバーをしつつ、最短で21日復帰というドクターの話なので、状況を見て、それが22になるのか23になるのかちょっとわかんないですけど、そこはドクターと話しながら最後は僕が決めたいなと思います。

世界卓球2024 予選リーグ

日本 3-0 チェコ

〇張本智和(智和企画) 3-1 トーマス・ポランスキー
〇篠塚大登(愛知工業大) 3-0 ルボミル・ヤンカリク
〇松島輝空(木下グループ) 3-0 シモン・ベリーク
張本智和(智和企画) – ルボミル・ヤンカリク
篠塚大登(愛知工業大) – トーマス・ポランスキー

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