文:ラリーズ編集部
<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>
22日、世界卓球選手権釜山大会の男子団体決勝トーナメント準々決勝が行われ、フランスがポルトガルを下し、1997年以来27年ぶりの世界卓球メダル獲得を果たした。
写真:勝利したフランスチーム/撮影:ラリーズ編集部
1番で20歳のアレクシス・ルブラン(フランス)が、相手エースのマルコス・フレイタス(ポルトガル)に敗れるも、“17歳のエース”フェリックス・ルブラン(フランス・世界ランキング6位)が2番と4番で、29歳のシモン・ゴジ(フランス)が3番で勝利し、見事ベスト4進出を決めた。
2024年パリ五輪開催国でもあるフランスにとって、弾みをつけるメダル獲得となった。
試合後、フランスチームに話を聞いた。
写真:勝利したフランスチーム/撮影:ラリーズ編集部
フランス代表 試合後のコメント
1997年以来のメダルを決めてどんな気持ちですか?生まれていないかもしれないけど…
ゴジ:私は生まれていたけどね(笑)。
※1994年生まれの29歳
A.ルブラン:ゴジは年寄りだから(笑)。
メダル獲得は信じられないほど嬉しいですし、素晴らしいことです。
非常に良い試合、良いトーナメントの勝ち上がりですが、まだ終わっていませんので、このまま勝ち続けていくつもりです。今のところは勝利して本当に嬉しいです。
ゴジ:やっと勝てました。
私が3番で勝てば4番、5番が有利に進むと感じていましたが、逆に負ければ1試合も負けられない状態になるところでした。
多くのプレッシャーを感じ、とても緊張しましたが、感情を上手くコントロールできました。
写真:シモン・ゴジ(フランス)/撮影:ラリーズ編集部
改めてどんな気持ちですか?
F.ルブラン:2試合に勝ててとても嬉しいです。
2試合目のフレイタス戦は、とてもタフな試合でした。
お互い良いプレーができたので、良い試合になりましたが、勝てて本当に嬉しいですし、チームとしてこの試合に勝てたことがとても嬉しいです。
写真:フェリックス・ルブラン(フランス)/撮影:ラリーズ編集部
準決勝に向けては
A.ルブラン:よく休息をとり、次の試合相手が判明した時に、その試合に向けて話し合おうと思います。
どのチームも強いので、準決勝は難しい試合になると思いますが、戦う準備はできています。
ゴジ:個人的には、少し足に違和感があるので、和らぐことを祈って今日は休みます。
今回の試合は、開始時間が少し早かったので、ゆっくり休んで、今夜は良いレストランで、釜山の時間を楽しみます。
その後、チャイニーズタイペイとドイツの試合を見て、この良い流れを続けて勝てるように努力します。
パリ五輪に向けて良いニュースですね
ゴジ:はい、とても良かったです。
ベスト4になれるということは、どのチームにでも私たちは勝てるチャンスがあるということです。あえて名前は言いませんが、1つのチームは非常に強いですが…(笑)
他のチームにはチャンスがあると思います。ベスト4になれたことは非常に重要なことでした。
ドイツやチャイニーズタイペイは素晴らしいチームで、良いプレーヤーがいますが、さらに勝ち進めるように頑張ります。
世界卓球2024 決勝トーナメント
準々決勝 フランス 3-1 ポルトガル
アレクシス・ルブラン 1-3 マルコス・フレイタス〇
14-12/12-14/9-11/6-11
〇フェリックス・ルブラン 3-0 ティアゴ・アポローニャ
11-6/11-8/11-9
〇シモン・ゴジ 3-1 ジョアン・ジェラルド
11-9/5-11/11-7/11-7
〇フェリックス・ルブラン 3-1 マルコス・フレイタス
5-11/11-5/11-7/11-8
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