世界マスターズ選手権に99歳の卓球選手が出場<ITTF世界マスターズ選手権ローマ大会> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ユエ・ユワ(アメリカ)/提供:ITTFWorld

大会報道 世界マスターズ選手権に99歳の卓球選手が出場<ITTF世界マスターズ選手権ローマ大会>

2024.07.13

文:ラリーズ編集部

<ITTF世界マスターズ選手権ローマ大会(旧:世界ベテラン選手権) 日程:7月6日~14日 場所:ローマ(イタリア)>

7月6日から14日にかけてイタリアのローマにて開催されている世界マスターズ選手権ローマ大会。出場者6,100人の中で最高齢となる99歳のユエ・ユワ(アメリカ)が、女子シングルス(90歳以上の部)に参加して注目を集めた。

ユエ・ユワは小学生の頃に卓球をプレーしていたが、それ以降はプレーを止めており、2017年に孫たちと卓球をしたことをきっかけに85年ぶりに卓球を再開。そこからは月に2、3回程度練習するようになったそうだ。


写真:ユエ・ユワ(アメリカ)/提供:ITTFWorld

ニューヨークから駆け付けた13人の家族の応援のもと大会に出場したユエ・ユワは、予選リーグのグループ1で90歳のマリアンヌ・ブラスベリ(ドイツ)と93歳のラグンヒルド・ルンドベリ(スウェーデン)と対戦。いずれの試合もストレートで敗れはしたものの、ITTFのビジョンでもある「卓球を、すべての人のために、生涯のために」を如実に表す試合となった。