「すべてにおいて強くなった」"大吉ペア"・吉村真晴/大藤沙月、パリ五輪銀の北朝鮮ペアにリベンジ<世界卓球2025> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:吉村真晴(SCOグループ)/大藤沙月(ミキハウス)ペア/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 「すべてにおいて強くなった」“大吉ペア”・吉村真晴/大藤沙月、パリ五輪銀の北朝鮮ペアにリベンジ<世界卓球2025>

2025.05.20

文:ラリーズ編集部

<ITTF世界卓球選手権2025ドーハ大会 日程:5月17~25日 場所:ドーハ(カタール)>

5月20日、世界卓球2025ドーハ大会は大会4日目を迎え、混合ダブルス3回戦が行われた。

吉村真晴/大藤沙月ペアがリベンジ果たす


写真:吉村真晴(SCOグループ)/大藤沙月(ミキハウス)ペア/撮影:ラリーズ編集部

混合ダブルス3回戦で、吉村真晴(SCOグループ)/大藤沙月(ミキハウス)ペアはパリ五輪銀メダルの李正植(リジョンシク)/金琴英(キムクンヨン・北朝鮮)ペアと対戦。吉村/大藤ペアは、アジア選手権で同ペアに敗れており、リベンジが掛かる一戦となった。

第1ゲームは中盤に大きくリードを広げた吉村/大藤ペアが、李正植/金琴英ペアの猛追から逃げ切り、11-7でゲームを先取。第2ゲームは李正植/金琴英ペアが中盤で追いついて一進一退の攻防になるも、12-10で吉村/大藤ペアが取りきると、第3ゲームは吉村/大藤ペアの流れに。


写真:李正植(リジョンシク)/金琴英(キムクンヨン・北朝鮮)ペア/撮影:ラリーズ編集部

常に主導権を握った吉村/大藤ペアが第3ゲームを11-6で取り切り、ストレートで吉村/大藤ペアが勝利。調子の上がった吉村/大藤ペアがアジア選手権のリベンジを果たし、8強入りを決めた。

吉村真晴/大藤沙月 コメント

アジア選手権のリベンジを果たしたが、今の気持ちはどうか

吉村:本当に自分たちのプレーが良くなってきているんだなっていうことを改めて実感しました。正直、不思議ですけど、3-0で勝つと思っていなかったので。でも、いい試合だったなと思います。

大藤:前回負けているペアだったので、まずはリベンジができてすごく嬉しいです。

大吉(だいきち)ペアと昨日呼び方が決まったが気持ち的な変化はあったか

吉村:えー、まったくないです。(笑)

コンビネーションの良さはどうか

吉村:まあ、でも本当にね、試合終わった後すぐに、「マジ強くないっすか?」って自分たちで言うくらいで(笑)。ほんとに一戦一戦成長してて、この歳になっても成長できるんだなって感じて、楽しい時間を過ごさせてもらってます。

大藤:えー、大吉ペア?あまり実感はないんですけど(笑)、一戦一戦強くなっていけているなっていうのは実感してます。

アジア選手権とどう戦い方を変えたのか

吉村:ほんとにただただ僕らが強くなった。ほんとに連続で攻めている時も、動きだったり台との距離だったり、サービス3球目とか、すべてにおいて、あの時(アジア選手権)の倍くらい強くなったと思っているので。

昨日まではちょっと冗談じゃないかと思っていたんですが、今日の試合を得て、強い自身に繋がったなと、ただただ成長できているなと感じます。

大藤:(吉村さんと)同じで、動きのスムーズさだったり、サービス3球目のパターンが増えたことだったりが自分たちが強くなったところだと思います。

次はメダルをかけて中国ペアとの一戦だが

吉村:自分たちのペアリングのコンビネーションが良くなっていけば、全然あるなと思っていて。今大会試合を重ねるごとに、大吉ペアの良さが出てきているので、ほんとにいい状態で臨めるんじゃないかなって思っています。

なので、しっかりと2人で力を合わせて、必ずメダルを取るという強い気持ちで戦いたいと思います。

大藤:私もメダル決定戦ということで気合を入れて勝ちに行きたいと思います。


写真:吉村真晴(株式会社SCOグループ)/大藤沙月(ミキハウス)ペア/撮影:ラリーズ編集部

混合ダブルス3回戦

〇吉村真晴(SCOグループ)/大藤沙月(ミキハウス)3-0 李正植(リジョンシク)/金琴英(キムクンヨン・北朝鮮)
11-7 / 12-10 / 11-6