張本美和が早田ひなとの激戦制して女子シングルスV 張本智和は男子シングルス準優勝【卓球・WTTスターコンテンダーロンドン2025トピックス3選】 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本美和(木下グループ)/提供:WTT

大会報道 張本美和が早田ひなとの激戦制して女子シングルスV 張本智和は男子シングルス準優勝【卓球・WTTスターコンテンダーロンドン2025トピックス3選】

2025.10.28

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTスターコンテンダーロンドン2025 日程:2025年10月21日〜10月26日 場所:ロンドン(イギリス)>

10月21日〜10月26日にかけてイギリスのロンドンにてWTTスターコンテンダーロンドン2025(以下、WTTロンドン)が行われ、全種目で優勝者が決まった。

本記事では、WTTロンドンで話題となったトピックスを3つ紹介する。

張本智和が準優勝


写真:張本智和(トヨタ自動車)/提供:WTT

男子シングルスでは張本智和(トヨタ自動車)が準優勝を飾った。

2回戦ではルカ・ムラデノビッチ(ルクセンブルク)、3回戦では吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)にいずれもフルゲームで勝ち上がると、準々決勝ではアンダース・リンド(デンマーク)にストレート勝ち。準決勝では、台湾のエース・林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)にゲームカウント3-1で勝利し、決勝進出を果たした。

WTTチャンピオンズ横浜2025(以下、WTT横浜)以来となるWTT優勝を狙ったが、決勝では邱党(キュウダン・ドイツ)に敗れ、惜しくも準優勝となった。

WTT横浜以降は国際舞台でなかなか結果を残せていなかった張本だが、先日のアジア選手権でも梁靖崑(リャンジンクン・中国)に勝利するなど、これから予定されているシーズン終盤戦の試合に向けて復調をアピールした。

早田ひな/伊藤美誠ペアが予選からベスト4へ


写真:早田ひな(日本生命)/伊藤美誠(スターツ)/提供:WTT

女子ダブルスでは、早田ひな(日本生命)/伊藤美誠(スターツ)ペアがベスト4に入った。今大会は予選から参加し、1回戦では第1シードの張本美和(木下グループ)/橋本帆乃香(デンソーポラリス)ペアに勝利した。

7月のUSスマッシュ2025以降、徐々に国際大会に復帰してきている“みまひな”ペア。今大会の結果を受けて女子ダブルス世界ランキングも20ランクアップし、今後の活躍にも注目が集まる。

張本美和が優勝


写真:張本美和(木下グループ)/提供:WTT

女子シングルスでは張本美和(木下グループ)が優勝。今大会第1シードとして参加した張本は、平野美宇(木下グループ)、橋本帆乃香との同士討ちを制して決勝進出を果たすと、決勝は早田ひな(日本生命)とまたもや同士討ちとなる。

早田とはWTT横浜以来の対戦となったが、今回は張本に軍配。フルゲーム9-9までもつれた試合を制して、張本が今シーズンのWTTで5度目の優勝を飾った。


写真:橋本帆乃香(デンソーポラリス)/提供:WTT

また、女子シングルスのベスト4には橋本帆乃香(デンソーポラリス)も入っており、日本勢3人がベスト4に入る活躍を見せた。

WTTスターコンテンダーロンドン2025最終結果

男子シングルス

第1位:邱党(キュウダン・ドイツ)
第2位:張本智和(トヨタ自動車)
第3位:林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)、ミウォシュ・レジムンスキ(ポーランド)

女子シングルス

第1位:張本美和(木下グループ)
第2位:早田ひな(日本生命)
第3位:橋本帆乃香(デンソーポラリス)、鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)

男子ダブルス

第1位:郭冠宏(クオガンホン)/馮翊新(フェンイーシン・チャイニーズタイペイ)
第2位:黄鎮廷(ウォンチュンティン)/陳顥樺(チャンバルドウィン・中国香港)
第3位:パン・コーエン/アイザック・クエク(シンガポール)、トム・ジャービス/Connor GREEN(イングランド)

女子ダブルス

第1位:石洵瑶(シシュンヤオ)/張翔宇(中国)
第2位:覃予萱(チェンユーシュアン)/縦歌曼(ゾンゲマン・中国)
第3位:早田ひな(日本生命)/伊藤美誠(スターツ)、杜凱琹(ドゥホイカン)/朱成竹(チュチェンジュ・中国香港)

混合ダブルス

第1位:林昀儒(リンユンジュ)/鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)
第2位:黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)
第3位:松島輝空/張本美和(木下グループ)、ポール・ドリンコール(イングランド)/アンナ・ハーシー(ウェールズ)