男子複に世界卓球金の戸上/篠塚ペアが登場 日本は韓国に勝利で無敗キープ<卓球・混合団体ワールドカップ2025> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:篠塚大登(愛知工業大)/戸上隼輔(井村屋グループ)/提供:ITTFWorld

大会報道 男子複に世界卓球金の戸上/篠塚ペアが登場 日本は韓国に勝利で無敗キープ<卓球・混合団体ワールドカップ2025>

2025.12.06

文:ラリーズ編集部

<卓球・混合団体ワールドカップ2025 日程:2025年11月30日〜12月7日 場所:成都(中国)>

11月30日、中国の成都にて混合団体ワールドカップ2025が開幕。大会6日目にはステージ2の第4試合が行われた。

混合団体ワールドカップとは

2023年に始まった同大会は今年で3回目。特に今大会は混合団体が2028年ロス五輪の種目として正式採用されたこともあり、これまで以上に注目度が高まっている。

試合は1番の混合ダブルス、2番の女子シングルス、3番の男子シングルス、4番と5番は女子ダブルスもしくは男子ダブルスの最大5試合を行い、先に合計8ゲームを獲得した国が勝利となる。

それぞれの試合は3ゲームで実施され、各選手は最大2試合まで出場可能(混合ダブルスに出場した選手はシングルスに出られない)となっている。なお、1番の試合終了後には、チームランキングが低い国が女子ダブルスと男子ダブルスのどちらを4番でプレーするか選択できる。

日本がステージ2を4連勝


写真:張本美和(木下グループ)/提供:ITTFWorld

ステージ2の第4試合で、日本は韓国と対戦。

第1マッチ(混合ダブルス)では、戸上隼輔(井村屋グループ)/早田ひな(日本生命)ペアが呉晙誠(オジュンソン)/崔孝珠(チェヒョジュ)ペアと対戦。第1ゲームは韓国ペアに苦戦を強いられゲームを奪われるも、第2ゲーム以降は戸上/早田ペアから積極的に仕掛けていく展開で2ゲームを奪取した。

続く第2マッチ(女子シングルス)では張本美和(木下グループ)が李恩惠(イウンヘ)と対戦。第1ゲームから競り合った張本は13-11でゲームを奪うと、第2ゲームも11-9でゲームを奪取する。しかし、第3ゲームでは李恩惠に意地を見せられ、7-11でゲームを落とし、ゲームカウント1-2で終戦。日本は前半を合計ゲームカウント4-2で折り返した。


写真:松島輝空(木下グループ)/提供:ITTFWorld

第3試合(男子シングルス)では松島輝空(木下グループ)と安宰賢(アンジェヒョン)が対戦。試合はロングサービスを軸に攻撃を組み立てた松島が11-9、11-6、12-10と3ゲームを連取。合計ゲームカウントを7-2とし、日本が勝利に王手をかけた。

第4試合(男子ダブルス)では今年の世界選手権で金メダルを獲得した篠塚大登(愛知工業大)/戸上隼輔(井村屋グループ)ペアが登場。序盤は競り合う展開となったが、中盤で突き放した篠塚/戸上ペアが11-6でゲームを奪取。この時点で日本が8ゲームを獲得し、合計ゲームカウント8-2で韓国に勝利した。

日本は6日には中国、フランスと対戦する。

ステージ2 第2試合結果

〇日本 8-2 韓国

〇戸上隼輔/早田ひな 2-1 呉晙誠/崔孝珠
6-11/11-4/11-6

〇張本美和 2-1 李恩惠
13-11/11-9/7-11

◯松島輝空 3-0 安宰賢
11-9/11-6/12-10

〇篠塚大登/戸上隼輔 1-0 安宰賢/呉晙誠
11-6

伊藤美誠/早田ひな – 李恩惠/崔孝珠

ステージ2 順位(12/5時点)

1位:中国 勝ち点:10(40:7)
2位:日本 勝ち点:10(40:9)
3位:ドイツ 勝ち点:8(31:26)
4位:韓国 勝ち点:8(26:31)
5位:中国香港 勝ち点:7(24:37)
6位:フランス 勝ち点:6(28:35)
7位:クロアチア 勝ち点:6(14:33)
8位:スウェーデン 勝ち点:5(15:40)

※()内の左の数字は獲得ゲーム数、右の数字は喪失ゲーム数