写真:スリージャ・アクラ(インド)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 世界ランク10位に迫ったスリージャ・アクラ「粒高ラバーはコーチに言われて使い始めた」<卓球・WTTチャンピオンズ横浜2026>
2026.08.07
戦型:右シェーク裏粒
<2026WTTチャンピオンズ横浜 日時:8月4日〜9日 場所:横浜BUNTAI(神奈川県)>
7日、WTTチャンピオンズ横浜は4日目を迎え、女子シングルス2回戦では世界ランキング67位のスリージャ・アクラ(インド)が、同10位の申裕斌(シンユビン・韓国)と対戦した。
第1、第2ゲームを申裕斌が制すも、第3ゲーム以降アクラがバック面の粒高ラバーの変化とフォアハンド攻撃を軸に得点を重ね、ゲームカウント2-2と並ぶ。しかし最後は申裕斌が制し、アクラは2回戦敗退となった。
試合後、アクラが報道陣の囲み取材に答えた。
スリージャ・アクラ(インド) コメント
── 非常に惜しい試合でした。今日の試合を振り返って、いかがですか?
アクラ:素晴らしい試合だったと思います。
最初の2ゲームはあまり良いプレーができませんでした。これほど多くラリーになることを想定できていませんでしたし、彼女(申裕斌)はかなり回転をかけてきて、さらに色々な変化もつけてきました。そこに対する準備ができていなかったと思います。
でも第3ゲームからは、すべてのポイントで全力を出して、気持ちを前面に出してプレーしなければいけないと思いました。それはかなりうまくできたと思います。
ただ、最終的には彼女に試合が傾きました。第5ゲームでは、戦術的に彼女が非常に良かったと思います。それでも、この試合から大きな自信を得て、これからにつなげていけると思います。
── 第3ゲーム以降は、サービスやフォアハンドがかなり効いているように見えました。第3ゲームから何か変えたことはありましたか?
アクラ:コーチから、「第3ゲームからはもっと積極的にプレーするように」と言われました。
最初の2ゲームは私が受け身になってしまっていて、自分のラバーの変化に頼っていた部分もありましたが、彼女はかなりうまく対応していました。
第3ゲームからは、もっと自分から力を出してプレーして、多少のリスクを取っても攻めていこうと思いました。それがかなりうまくいったと思います。
写真:スリージャ・アクラ(インド)vs申裕斌(シンユビン・韓国)の様子/撮影:ラリーズ編集部
── 1回戦ではポルカノバ選手に勝利して、WTTチャンピオンズでの初勝利を挙げましたが、どんな気持ちでしたか?
アクラ:やはり「初めて」というのは、いつでも特別なものです。ずっとこの1勝を待ち望んでいました。ここ1年〜1年半ほどWTTチャンピオンズに出場してきましたが、ずっと勝ちたいと思っていて、ようやく今回勝つことができました。
ソフィア(・ポルカノバ)との試合も、とても良い試合だったと思います。彼女は左利きなので、普段とはかなり違う部分もありました。
一つ一つのポイントを取るために、本当に全力を出さなければなりませんでした。最終的に勝つことができて嬉しいです。
── あなた自身についてもいくつか質問させてください。卓球を始めたのは何歳の時ですか?
アクラ:8歳か9歳くらいです。
── 卓球を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
アクラ:卓球を始めた頃は、姉が私にとって憧れの存在でした。姉も卓球をしていて、姉がメダルを獲得する姿を見て、私も卓球を始めたいと思うようになりました。
── いつ頃から粒高ラバーを使い始めたのですか?
アクラ:おそらく9歳か10歳くらいだったと思います。最初の1年間は普通の裏ソフトラバーを使っていました。その後、コーチから「ラバーを変えた方がいい」と言われたんです。
当時は私もまだとても幼くて、ラバーについて何も分かっていなかったので、「分かりました」という感じで、そのまま変更しました。
── 現在は、どの粒高ラバーを使っていますか?
アクラ:TIBHARの「Grass D.TecS」のスポンジなしを使っています。
写真:スリージャ・アクラ(インド)/撮影:ラリーズ編集部
── 普段は、粒高ラバーを使った練習とフォアハンドの練習では、それぞれどれくらい時間をかけていますか?
アクラ:実は、フォアハンドはかなり練習しています。フォアハンドの練習は、とても重要視しています。
ただ、最近は粒高ラバーを使ったプレーにも、もっと重点を置かなければいけないと感じるようになりました。粒高ラバーをもっと使って、安定性を高める必要があると思っています。そのため、最近はバックハンドの安定性を向上させるための練習にも、より力を入れるようになりました。
もちろんフォアハンドを打つのは大好きなので、フォアハンドもしっかり練習しています。
── インドにはあなたをはじめ、バトラ選手、ゴルパデ選手、ムカルジー選手など、異質ラバーを使うトップ選手が多い印象があります。インドの選手の間で、こうしたラバーが多く使われていることには何か特別な理由はあるのでしょうか?
アクラ:インドには、こうしたラバーを使っている選手が確かにたくさんいます。ただ、何か特別な理由があるわけではないと思います。
インドの選手は、異質ラバーを使うのがとても上手です。それは、コーチたちもしっかりとした知識を持っているからだと思います。粒高ラバーを使う選手をどのように指導すればいいのか、コーチたちはよく理解しています。それが、インドで粒高ラバーを使う選手が多い理由の一つだと思います。
それから、上の世代の選手たちが、異質ラバーを使って素晴らしい結果を残してきたことも影響していると思います。ジュニアの選手たちは、そうした先輩たちに憧れて、「自分も使ってみよう」と思うのかもしれません。
女子シングルス試合結果
1回戦
〇スリージャ・アクラ(インド)3-1 ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)
9-11 / 11-8 / 11-6 / 12-10
2回戦
スリージャ・アクラ(インド)2-3 申裕斌(シンユビン・韓国)〇
2-11 / 6-11 / 11-8 / 11-7 / 5-11








