写真:張本美和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 過去負け越しの中国選手に勝利の張本美和 次戦の王藝迪は「フォアハンドが本当に壁」<卓球・チャイナスマッシュ2026>
2026.10.09
戦型:右シェーク裏粒
<卓球・チャイナスマッシュ2026 日時:10月1日~11日 場所:北京(中国)>
8日、チャイナスマッシュ2026は8日目を迎え、女子シングルス3回戦では世界ランキング3位の張本美和(木下グループ)と、同77位の何卓佳(フーズオジャー・中国)が対戦した。
張本美和が8強入り
過去の対戦成績では、張本が1勝、バック面に粒高ラバーを使用する何卓佳が2勝している。
試合は、第1ゲームから張本が何卓佳のバック面の変化をものともせず、ラリーで張本が押していく。しかし何卓佳も両ハンドのラリーで変化を加えながら逆転していく。デュースにもつれこむ接戦となったが、張本が制す。
写真:何卓佳(フーズオジャー・中国)/撮影:ラリーズ編集部
第2ゲームでは互いにラリーの中で変化をつけながら得点に繋げていく。何卓佳が粒高ラバーを駆使して遅いテンポのラリーに持ち込んでリードしていくが、張本も冷静に対応し9-9に追いつき、逆転で張本がものにする。
ゲームカウント2-0と張本リードで迎えた第3ゲームは、張本が両ハンドの緩急を使い分けて何卓佳のミスを誘っていく。10-3で張本がマッチポイントを握ると、最後は張本のYGサービスからのバックハンドドライブが炸裂した。
勝利した張本は、準々決勝で王藝迪(ワンイーディ・中国)と対戦する。試合後、張本がインタビューに答えた。
張本美和(木下グループ)コメント
写真:張本美和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部
── 試合を振り返っていかがでしたか?
全体的には良かったと思います。一昨年負けたときの記憶も蘇ったりもしたんですけど、今日は準備もすごく良かったです。第1ゲームにリードしていたところから挽回されて、先にゲームポイントを取られた点は反省ではありますけど、そこからまた我慢してラリーで一本ずつ取れたことは良かったと思います。
第2ゲームも負けていましたけど、しっかり食らいついた結果取れて。第3ゲームは自分もやりやすかったですし、相手も少し焦りを感じていたので、本当に自分が我慢強く試合できたのが良かったです。
── 試合中にはオーバーミスも結構多かったかと思いますが、そこは相手の粒高ラバーの変化が要因でしょうか?
表ソフトだと球が重かったりして、逆にネットミスが多くなるかもしれないんですけど、粒高だと、もちろん落ちるときもありますけど、逆にナックルや上回転系になることが多いので、回転を自分がかけすぎてしまってオーバーミスすることがありました。
あとは台やボールとの距離だったり、粒もおそらく丸めの粒で、当たる場所によって同じバックでも球質が若干違かったり、そこで自分が調整できなかったときはオーバーミスがあったのかなとは思いました。
── 特に第3ゲームからはかなりアジャストしていた印象がありました。
そうですね。(第3ゲームは)すごく出だしも良かったんですけど、途中に試合が一旦中断された時は「どうしたのかな?」と思って、リードしていたので「もし流れが変わったらどうしよう」という気持ちはありました。でも、理由も審判からしっかり説明もいただけて切り替えてプレーできたので、そこは良かったです。
── シングルスの準々決勝では王藝迪選手と対戦しますが、いかがですか?
最初は女子ダブルスがあるので、まずはダブルスをしっかり頑張って、そこからシングルスを頑張りたいです。
(自分は)孫穎莎選手や王曼昱選手にもほとんど負けていますけど、王藝迪選手にも負け越していて、あまり自分が得意としてないのかなと、結果を見ると思います。
本当に何でもできちゃうのはみんなそうなんですけど、特に王藝迪選手はフォアハンドは本当に壁ですし、そのうえバックハンドも強弱をつけられる選手ですし、サービスも自分は取りにくく感じているので、今日はしっかり対策を立てて明日に挑みたいです。
女子シングルス3回戦
写真:張本美和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部
〇張本美和(木下グループ)3-0 何卓佳(フーズオジャー・中国)
14-12 / 11-9 / 11-3






