【卓球】中国・ペンホルダーの新鋭が優勝<ITTFチェコOP 男子最終日の結果> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 【卓球】中国・ペンホルダーの新鋭が優勝<ITTFチェコOP 男子最終日の結果>

2018.08.27

文:ラリーズ編集部

*写真は鄭培鋒(中国)

<ITTFワールドツアー・チェコオープン(オロモウツ)、2018年8月21日〜26日>

中国の新鋭がベテラン勢を退け優勝

26日に大会最終日となったワールドツアー・チェコオープンでは、男子一般シングルス決勝、ダブルス決勝が行われた。

男子シングルス決勝戦は、準決勝で張本智和(8月度世界ランキング6位・15歳)=JOCエリートアカデミー=を破ったマルコス・フレイタス(同16位・30歳)=ポルトガル=と郑培峰(世界ランクなし・22歳)=中国=の対決となり、郑培峰がゲームカウント4-2でポルトガルのエース・フレイタスを破り、見事自身初のワールドツアー優勝を果たした。

郑培峰はペンホルダーラケット(ペンを握るように持つラケット)の使い手である。そして中国には、2004年以降3大会連続で五輪で銀メダルを獲得した王皓(中国)と2008年五輪金の馬琳(中国)、そして現在も活躍する許シン(同2位・中国)など偉大なペンホルダーがいる。その系譜に名を刻む新たな選手の登場とも言えるかもしれない。

また、男子ダブルスではパトリック・フランチスカ(同17位・26歳)=ドイツ=/ジョナサン・グロート(同20位・25歳)=デンマーク=が兄弟ダブルスであるマティアス・カールソン(同29位・26歳)/クリスチャン・カールソン(同24位・27歳)=スウェーデン=を破り優勝を飾った。

男子 チェコオープン最終日の結果

男子一般シングルス

<決勝>
マルコス・フレイタス(ポルトガル) 2-4 ○鄭培鋒(中国)
11-13/11-6/11-8/7-11/8-11/6-11

男子一般ダブルス

<決勝>
○パトリック・フランチスカ(ドイツ)/ジョナサン・グロート(デンマーク) 3-1 マティアス・カールソン/クリスチャン・カールソン(スウェーデン)
11-5/9-11/12-10/11-7

男子 チェコオープン最終結果

男子一般シングルス

<優勝>
鄭培鋒(中国)

<準優勝>
マルコス・フレイタス(ポルトガル)

<ベスト4>
張本智和、リアム・ピッチフォード(イングランド)

男子一般ダブルス

<優勝>
パトリック・フランチスカ(ドイツ)/ジョナサン・グロート(デンマーク)

<準優勝>
マティアス・カールソン/クリスチャン・カールソン(スウェーデン)

男子U21シングルス

<優勝>
木造勇人

<準優勝>
ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)

<ベスト4>
金光宏暢、松山祐季

写真:ittfworld