予選2勝目を挙げたジンタク 森薗は中国選手に一歩及ばず<韓国OP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:神巧也(T.T彩たま)は相手のサーブに苦しむも勝利/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 予選2勝目を挙げたジンタク 森薗は中国選手に一歩及ばず<韓国OP>

2019.07.03

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>

大会2日目となる7月3日に男子シングルス予選の第2ラウンドが行われた。

男子では神巧也(7月世界ランキング143位・T.T彩たま)と森薗政崇(7月世界ランキング33位・BOBSON)が登場した。

神の対戦相手はパラグアイの左利きの選手。サーブが非常にわかりづらく、神はレシーブに終始苦しんだが、切ったツッツキを送るなどミスをしないことを心がけ、ラリー戦に持ち込んだ。また神のサーブが有効で、常に先に攻める展開を作り、3ゲームを連取した。そこからサーブに徐々に対応され、2ゲームを失うも、最後は神が地力で勝った。

一方で森薗は、普段受け慣れない中国選手の球に合わず、1ゲーム目を落とした。2ゲーム目は相手のボールにうまく対応し始め、バックへのロングサーブからの展開でペースを掴み7-3とリードしたが、7-6へと追い上げられたところでタイムアウト。しかし、相手もバック側へのロングサーブで攻め始め、得意のチキータを弱められ苦しい展開となった。このゲームはデュースまで持ち込むも、不運なネットインもあり、10-12で落とした。

3,4ゲーム目は共に、互いに鋭いチキータの応酬で終盤まで競り合っていたものの一歩及ばず。惜しくも敗退となった。

森薗は今大会、吉村真晴(7月世界ランキング40位・名古屋ダイハツ)と組む男子ダブルスの試合が残っており、ダブルスでの活躍に期待がかかる。

森薗政崇 試合後のコメント


写真:森薗政崇(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部

試合後の森薗は「映像をしっかり見て、対策を立ててみたが始まってみるとうまくいかないことが多く負けてしまった。ラリーになって点がとれなかったのと、チキータをされたのに全然対応できなかった。自分の卓球が何なのかわからなくなっているので、1か月くらい時間を使って練習したいが、今は連戦の時期(なのでできない)。試合の合間にしっかり研究して、試合会場で練習して次に備えたい。」と語った。

詳細スコア


写真:森薗政崇(写真手前)/撮影:ラリーズ編集部

○神巧也 4-2 AGUIRRE Marcelo(パラグアイ)
12-10/11-6/11-8/9-11/7-11/11-4

森薗政崇 0-4 ○徐晨皓(中国)
5-11/10-12/8-11/9-11

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