吉村真晴、冷静沈着なプレーで孫聞にリベンジ 次戦は平野と同士討ち<韓国OP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:リベンジを果たした吉村真晴(名古屋ダイハツ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 吉村真晴、冷静沈着なプレーで孫聞にリベンジ 次戦は平野と同士討ち<韓国OP>

2019.07.03

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>

予選2回戦が行われる大会2日目、男子シングルスでは吉村真晴(7月世界ランキング40位・名古屋ダイハツ)、松平賢二(同424位・協和キリン)、平野友樹(同107位・協和キリン)、吉村和弘(同50位・東京アート)ら7名が試合に臨んだ。

吉村真晴がリベンジを果たす

吉村真晴は、ジャパンオープンの予選で敗れた孫聞(同223位・中国)と再戦。1ゲーム目をデュースで落したものの、2ゲーム目はタイムアウトを使って17-15で取り返す。

この試合は、終始静かに冷静にプレーする吉村。バック対バックでも緩い球を有効に使い得点を重ねる。3ゲーム目以降も手に汗握る接戦が続くが、吉村は会場を沸かせる鋭いカウンターを見せるなどし、フルゲームまで持ち込む。

最終ゲームは吉村がリードする展開が続き、最後は得意のアップダウンサービスでサービスエース。勝利の瞬間、ここまで冷静に戦っていた吉村が声を出しガッツポーズ。見事、孫聞にリベンジを果たした。

平野友樹と松平賢二の熱い同士討ち


写真:同士討ちを制した平野友樹(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

松平賢二は平野友樹とチームメイトによる同士討ち。手の内を知り尽くした2人の対戦は、最初の2ゲームを奪取した平野に軍配。平野は次戦、吉村真晴と対戦し、勝者が決勝トーナメントへと進出できる。

吉村和弘は本戦出場をかけて正念場


写真:吉村和弘(東京アート)は本戦出場なるか/撮影:ラリーズ編集部

吉村和弘は、落ち着いたプレーで相手選手を圧倒した。特に前陣でのバックハンドドライブが冴えわたり、4-1で勝利を収めた。次戦は鄭培峰(同41位・中国)と対戦する。本戦出場を勝ち取れるか注目だ。

男子選手試合結果


写真:松平賢二(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

○吉村真晴 4-3 孫聞(中国)
12-14/17-15/7-11/12-10/11-8/6-11/11-8

松平賢二 1-4 ○平野友樹
10-12/11-13/11-3/8-11/9-11

町飛鳥 2-4 ○趙勝敏(韓国)
7-11/11-8/6-11/7-11/11-7/11-13

有延大夢 0-4 ○陳建安(チャイニーズタイペイ)
8-11/8-11/10-12/6-11

戸上隼輔 1-4 ○アルバーロ・ロブレス(スペイン)
8-11/7-11/11-5/5-11/11-13

○吉村和弘 4-1 BROSISIER Benjamin(フランス)
11-8/8-11/11-6/11-5/12-10

水谷・伊藤の混合ダブルスは好スタート