大会報道 【卓球】16歳の長崎美柚が同世代カットマン破り好発進<ITTF韓国オープン1日目>
2018.07.18
文:ラリーズ編集部
*写真は2018卓球ワールドツアージャパンオープン荻村杯の長崎美柚(JOCエリートアカデミー)
<ITTFワールドツアープラチナ・韓国オープン(大田)、2018年7月17日〜22日>
今年の世界選手権のメンバーに抜擢された16歳の期待の新星、長崎美柚がITTFワールドツアー韓国オープン1日目、U21シングルスと一般シングルスに登場した。
長崎はU21の2回戦で名門・遊学館高校に通う15歳の相馬夢乃と対戦。相馬夢乃はフォア面に回転に変化をつけやすい異質ラバー、バック面に回転をかけやすい裏ソフトラバーを貼る珍しいカットマン(通常はフォア面に裏ソフトラバー、バック面に異質ラバーを貼るカットマン選手が多い)であり、バックハンドでも威力のある攻撃ができる。
また、相馬夢乃は2017年のITTFワールドカデットチャレンジで3冠に輝き、今年2月に開催されたITTFジュニアサーキット・スウェーデン大会でもシングルス優勝を飾るなど実績もある。
フォア面で変化の強いカット、バック面では回転量が豊富なカットや攻撃と、やりづらい選手との対戦であったが、長崎はそこをもろともせず、相馬夢乃をストレートで撃破し、U21の準々決勝に駒を進めた。
また、女子シングルスでも18歳・インドの若手選手に対しストレートで快勝し、本戦出場に弾みをつけた。
長崎美柚 韓国OP1日目の結果
<U21 1回戦>
長崎美柚 3-0 KIM Regina(ウズベキスタン)
11-6/11-3/11-9
<U21 2回戦>
長崎美柚 3-0 相馬夢乃
11-8/11-4/11-9
<女子シングルス 予選>
長崎美柚 4-0 SELVAKUMAR Selena(インド)
11-1/11-4/11-7/11-5