第1回ワールドベテランツアー閉幕 中国勢の強さ光るも日本人優勝 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

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大会報道 第1回ワールドベテランツアー閉幕 中国勢の強さ光るも日本人優勝

2019.08.12

文:ラリーズ編集部

<ITTF ワールドベテランツアー2019・中国 8月8日~8月11日>

8月8日から8月11日にかけて、40歳以上の選手を対象とした「ITTFワールドベテランツアー」が中国・深センで開催された。

「ワールドベテランツアー」とは、ITTF(国際卓球連盟)が「Table Tennis For All. For Life.」をテーマに取り組み始めた大会であり、中国・深センで行われた今大会が第1回目となった。今大会は、年齢によってカテゴリーに分けられた男女シングルスと、各カテゴリーの優勝者によるトーナメント戦「Champion of Champions」が行われた。

「Champion of Champions」は、年齢カテゴリーの上の選手にも不利な展開にならないように、年上の選手に点数が付加された状態で試合をスタートさせるという、特殊なルールが施されている。

具体的には、対戦相手の年齢カテゴリーが1つ異なるごとに、1点追加された状態で試合がスタートするという方式がとられている。ただし、このルールが適用されるのは、第1ゲームと第3ゲームのみで、第2ゲームは0-0から試合がスタートする。

「Champion of Champions」では、男女ベスト4の8人のうち7人を中国勢が占めたが、男子で日本のMasataka TOKAIが優勝を果たした。

「ワールドベテランツアー」は、オーストラリア(9月)やアメリカ(10月)など、今年だけでも残り4都市で開催が予定されている。今大会は男女シングルスのみが実施されたが、今後はダブルスや団大戦の実施も検討されており、さらに白熱した試合が予想される。

「Champion of Champions」男子シングルス 結果

1位  Masataka TOKAI(日本)
2位  Jixian Zhao(中国)
3位   Shaobo ZHOU(中国)
3位  XueYou Zhang(中国)

「Champion of Champions」女子シングルス 結果

1位  Hui Gao(中国)
2位  FENGLAN HU(中国)
3位  yizhong Tan(中国)
3位  Zaiyuan Ding(中国)

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