横谷晟が世界卓球デビュー 男女とも全勝で決勝トーナメント進出<世界卓球選手権2022> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:横谷晟(愛知工業大)/提供:WTT

大会報道 横谷晟が世界卓球デビュー 男女とも全勝で決勝トーナメント進出<世界卓球選手権2022>

2022.10.05

文:ラリーズ編集部

<世界卓球選手権成都大会2022 日程:9月30日~10月9日 日程:成都(中国)>

4日、世界卓球の5日目が開催され、日本代表は男女揃って決勝トーナメント進出を決めた。

横谷が世界卓球デビュー

日本男子は世界チームランク41位のハンガリーと対戦した。1番では張本が第1ゲームを落とすも、そこから3ゲームを連取し、勝利を収めた。続く2番では戸上隼輔(明治大学)がストレートで勝利し、3番で今大会初出場の横谷晟(愛知工業大)が登場した。


写真:横谷晟(愛知工業大)/提供:WTT

横谷は3番手のナンダー・エチェキと対戦。第1、3ゲーム取られるも、第2、4ゲームを取り返し、ゲームカウント2-2と両者一歩も引かない展開となった。最終ゲームは、横谷が粘りを見せるも相手にリードを奪われ、ゲームカウント2-3で惜しくも敗れた。それでも、4番の張本がタマス・ラカトシュをストレートで下し、チームを勝利に導いた。

男子日本代表は、グループリーグを全勝で終え、首位通過となった。決勝トーナメント初戦はブラジルと5日16時から対戦する。

女子はグループリーグを完全勝利


写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT

日本女子は世界チームランク52位のウズベキスタンと対戦した。1番では伊藤美誠(スターツ)が、2番では早田ひな(日本生命)が、共に危なげなくストレートで勝利した。そして、3番には長﨑美柚(木下グループ)が登場。得意のフォアハンドで得点を重ね、ストレートで勝利を収めた。3本全てでストレートで勝利し、決勝トーナメントへ駒を進めた。

女子日本代表は1マッチも落とすことなく、グループリーグを全勝で終え、首位通過となった。決勝トーナメント初戦は韓国と5日20時30分から対戦する。

男子予選リーググループ3

〇日本 3-1 ハンガリー

〇張本智和(IMG)3-1 アダム・シューディー
8-11/11-5/11-7/11-5

〇戸上隼輔(明治大)3-0 タマス・ラカトシュ
12-10/11-8/11-3

横谷晟(愛知工業大)2-3 ナンダー・エチェキ〇
7-11/11-8/7-11/11-4/8-11

〇張本智和(IMG)3-0 タマス・ラカトシュ
11-7/11-5/11-4

男子予選リーググループ3最終順位

1位:日本(4勝0敗)
2位:中国香港(2勝2敗)
3位:ルーマニア(2勝2敗)
4位:ハンガリー(2勝2敗)
5位:イラン(0勝4敗)

女子予選リーググループ2

〇日本 3-0 ウズベキスタン

〇木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) 3-0 Markhabo MAGDIEVA
11-5/11-3/11-5

〇早田ひな(日本生命) 3-0 Rozalina KHADJIEVA
11-7/11-4/11-4

〇長﨑美柚(木下グループ) 3-0 Asel ERKEBAEVA
11-2/11-8/11-5

女子予選リーググループ2最終順位(10/4時点)

1位:日本(4勝0敗)
2位:スロバキア(3勝1敗)
3位:ハンガリー(2勝2敗)
4位:ポーランド(1勝3敗)
5位:ウズベキスタン(0勝4敗)

10月4日日本代表試合予定

男子

vsブラジル(16:00~)

女子

vs韓国(20:30~)

戸上隼輔インタビュー(2020年1月公開)


写真:戸上隼輔/撮影:伊藤圭

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