大会報道 【卓球】大島/森薗ダブルスは香港ペアに惜敗 連覇ならず<ワールドツアー・グランドファイナル>
2018.12.15
文:ラリーズ編集部
*写真は森薗政崇(岡山リベッツ・手前)・大島祐哉(木下マイスター東京)/撮影:ittfworld
<ITTFワールドツアー・グランドファイナル(韓国・仁川) 2018年12月13日〜16日>
ワールドツアー・グランドファイナル2日目、男子シングルスは初戦に大島祐哉(12月度世界ランキング33位・24歳)=木下グループ=と丹羽孝希(同10位・24歳)=スヴェンソン=が登場した。
大島の相手はヒューゴ・カルデラノ(同6位・22歳)=ブラジル=。ドイツ・ブンデスリーガで力をつけ、最新世界ランキングで自己最高の6位にまで登り詰めた成長著しい若手選手だ。試合はシーソーゲームになる。3-3で迎えた最終ゲーム、序盤からカルデラノがリードし、大島は2,3点差で食らいつく。アンラッキーなポイントもあり大島は追いつくことができず、11-7でゲームセットとなった。大島はランキング格上相手にあと一歩のところまで迫ったが、勝利はかなわずベスト16に終わった。
一方の丹羽は樊振東(同1位・21歳)=中国=との対戦。両者は11月のオーストリアOPで対戦したばかりで、樊が4-1で勝利している。今回も終始樊のペースで試合が進む。0-3で迎えた第4ゲーム、丹羽が先にゲームポイントを握るが樊が連続ポイントを奪いそのまま終了。丹羽は今回も世界ランキング1位の厚い壁を崩すことはできなかった。
男子ダブルスでは準決勝に前年王者の大島祐哉(同33位・24歳)=木下グループ=・森薗政崇(同48位・23歳)=岡山リベッツ=ペアが登場。香港の何鈞傑(同61位・21歳)・黄鎮廷(同8位・27歳)との対戦だったが、1-3で敗退。連覇はかなわなかった。
ワールドツアー・グランドファイナル2日目 日本選手の結果
男子ダブルス
<準決勝>
森薗政崇/大島祐哉 1-3 ○何鈞傑/黄鎮廷(香港)
9-11/3-11/11-5/4-11
男子シングルス
<ベスト8決定戦>
大島祐哉 3-4 ○ヒューゴ・カルデラノ(ブラジル)
5-11/11-4/8-11/11-8/11-9/4-11/7-11
丹羽孝希 0-4 ○樊振東(中国)
6-11/8-11/5-11/10-12
○水谷隼 4-0 劉丁碩(中国)
11-9/11-5/8-4/途中棄権
<準々決勝>
○張本智和 4-1 張禹珍(韓国)
12-10/11-8/11-7/9-11/11-9