文:ラリーズ編集部
17日、世界卓球選手権釜山大会の2日目が行われ、男子予選リーグで日本代表とチェコ代表が対戦した。日本がマッチカウント3-0でチェコを寄せ付けず、“今大会初陣”を勝利で飾り、16日の不戦勝に次いで予選リーグ2勝目をあげた。
2番で登場した篠塚大登(愛知工業大)はルボミル・ヤンカリク(チェコ)にストレートで勝利し、日本代表が3-0で勝利を飾った。
試合後、篠塚大登(愛知工業大)が報道陣の質問に答えた。
篠塚大登、試合後のコメント
写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
世界選手権デビュー戦となったが
やっぱり緊張するのはわかっていたことなので、その緊張した中でもどうやって点数を取るかを、試合前からイメージしてやれたので、とてもいい感じでスタートが切れました。
戸上(隼輔)選手が体調不良ということだが
それ(体調不良)を聞いて、より緊張が増した感じもあったんですけど、一番悔しいのは戸上さんと思うので、その分頑張りたいなっていう風に切り替えができたと思います。
試合を振り返って
自分的には緊張した中でもとても落ち着いたプレーができたと思ってるんですけど、 明日以降にまたトップの選手とやる時に自分の卓球の速さが必要だと思うので、練習してきたことをもうちょっと出せるようにしたいです。
観客席からたくさんの声援があったが
あのように応援してくださるのは本当に嬉しいですし、今日も緊張してスタートしたんですけど応援があるおかげで思い切ってプレーができました。
監督が戸上選手がいない分をプラスに考えようとおっしゃっていたが
そうですね。やっぱり団体戦なので、みんなで力を合わせて頑張りたいなっていうのが一番です。
ベンチの一体感がすごい印象的だったが応援についてチーム内で話していたことはあったのか
特に話してはないですけど、プレーしている選手がやりやすいように一人一人が後ろから鼓舞してあげるようにしてると思います。
団体戦デビューを待ちわびたというところはあったか
昨日も試合したかったっていう気持ちはありましたが、昨日の練習前の緊張感がむしろ今日に繋がったかと思うので、 プラスで考えられてるかな、と思います。
パリオリンピックの候補選手3人目として選ばれてからの心境の変化はあったか
オリンピック出られるとなるともっとプレッシャーがかかると思うので、世界選手権で大舞台の雰囲気になれるというか、こういったところで乗り越えられたら、またオリンピックにいい感じで繋げられると思うので、この世界選手権を自分の乗り越える場だと考えて頑張りたいです。
世界卓球2024 予選リーグ
日本 3-0 チェコ
〇張本智和(智和企画) 3-1 トーマス・ポランスキー
〇篠塚大登(愛知工業大) 3-0 ルボミル・ヤンカリク
〇松島輝空(木下グループ) 3-0 シモン・ベリーク
張本智和(智和企画) – ルボミル・ヤンカリク
篠塚大登(愛知工業大) – トーマス・ポランスキー