日本初開催のパラ卓球国際大会 71歳・別所キミヱが銀メダル獲得 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)
日本初開催のパラ卓球国際大会 71歳・別所キミヱが銀メダル獲得

写真:別所キミヱ(ドマーニ卓球クラブ)/提供:ittfworld

大会報道 日本初開催のパラ卓球国際大会 71歳・別所キミヱが銀メダル獲得

2019.08.02

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文:ラリーズ編集部

<ITTF PTT ジャパンオープン2019東京大会 2019年8月1日~8月3日>

8月1日から、パラ卓球国際大会が初めて日本で開催され、連日熱戦が繰り広げられている。個人戦は1日から2日の午後まで行われ、日本選手はメダルラッシュとなった。

シングルスは男子クラス10の垣田斉明(八代市役所)、女子クラス8の友野有理(日本体育大学)が優勝を果たし、金メダルを獲得。また女子クラス5で71歳の別所キミヱ(ドマーニ卓球クラブ)が銀メダル、男子クラス9で岩渕幸洋(協和キリン)が銅メダルという結果となった。

試合後、見事優勝を果たした垣田斉明がツイッターを更新。「ジャパンオープンシングルス優勝出来ました❗個人の優勝は7年ぶりです✨」と喜びを表した。

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日本人男子選手主な結果

クラス10
 優勝 垣田斉明(八代市役所)
クラス4
 3位 齊藤元希(横浜隼人高等学校)
クラス5
 3位 中本亨(ドマーニ卓球クラブ)
クラス9
 3位 岩渕幸洋(協和キリン)
クラス11(知的障がい)
 3位 竹守彪(TOMAX)、加藤耕也(あいおいニッセイ同和損害保険)

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日本人女子選手主な結果

クラス8
 優勝 友野有理(日本体育大学)
 3位 廣兼めぐみ
クラス5
 2位 別所キミヱ(ドマーニ卓球クラブ)
クラス3
 3位 茶田ゆきみ(株式会社スヴェンソン)
クラス10
 3位 竹内望(株式会社エントリー)、工藤恭子
クラス11(知的障がい)
 3位 古川佳奈美(博多卓球クラブ)、伊藤槙紀(ひなり)

個人戦では、14人の日本選手が表彰される結果となった。2日の午後からは団体戦が始まっており、さらなるメダルの獲得に期待が高まる。

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解説:パラ卓球のルール

一般のルールとほとんど同じだが、障がいによって少し異なっている。
・車いすを使用する選手がサーブを打つ際、相手コートのサイドラインを横切るとレットとなり、サーブがやり直しになる。
・車いすの場合、打球する前にどちらかの手がテーブルに触れた場合は、相手に1ポイントが与えられる。
・立位の選手でクラッチ(杖)を使用している場合、クラッチは腕の延長と考えられ、クラッチが卓球台に触れると反則となる。

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補足:パラ卓球 11段階のクラス分け

パラ卓球は大きく「車いす」と「立位」の部に分かれ、それぞれ障がいの重さにより5段階のクラスが設けられている。(車いすがクラス1~5、立位がクラス6~10。障がいが軽くなるにつれ、クラスの数字が大きくなる)また知的障がいがクラス11として設けられている。

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