張本敗れるも、地元英国下し男子も予選1位通過!【ITTFチームワールドカップ2018】(大会初日の結果) | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」
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2018.02.23

張本敗れるも、地元英国下し男子も予選1位通過!【ITTFチームワールドカップ2018】(大会初日の結果)

<2018年2月22日〜2月25日 ITTFチームワールドカップ2018(ロンドン)>

世界の12ヶ国から強豪チームが集結する大会、ITTFチームワールドカップが2月22日に開幕した。ITTFチームワールドカップは、オリンピック、世界卓球に次ぐ大きな団体戦の世界大会。日本も男女ともに代表選手がロンドンの地に足を運び、死闘を繰り広げている。

チームワールドカップの試合形式

まずはチームワールドカップの試合形式を確認しておきたい。

男女それぞれ12チームが、4つのリーグにわけられ、3チームずつのグループリーグを戦う。その後、各グループリーグ1位のチームと2位のチームが決勝トーナメントに進出する。試合は3人で構成する1ダブルス・4シングルスの団体戦で行われ、1番がダブルス、それ以降がシングルスという試合形式になっている。

まさかの張本敗戦も、無事にグループリーグ1位通過

大会初日の2月22日木曜日(現地時間)、グループリーグの2試合が行われた。

結果は全勝でグループリーグの1位通過が確定。決勝トーナメントに駒を進めた。

各試合の様子は以下の通り。

男子グループリーグ第1試合:3-0 エジプト

男子チームの初戦はエジプト。

日本の1番ダブルスは丹羽孝希(2018年2月ITTF世界ランク6位)/大島祐哉(同18位)。慣れないペアリングながらも、丹羽孝希の早い打点と大島祐哉のダイナミックなプレーが噛み合い、3-1で大事な初戦の初戦を制した。

2番のシングルスは、日本チャンピオンで14歳の若きエース張本智和(同11位)。相手は隠れた強豪アサール(同17位)で試合開始前から苦戦が予想されていた。最初の2ゲームは張本智和の好きなようにやらせてもらえたが、さすがアサール。勝負強さを発揮し、3,4ゲーム目は9-11でともに失ってしまいフルゲームに突入。しかし、日本のエース張本智和はやはり強く、最終ゲームを11-4で圧倒。チームにいい流れを作った。

3番は大島祐哉。持ち前の素早いフットワークを活かして相手を全く寄せ付けず、8,6,8のストレート勝ち。日本チームに初戦勝利をもたらした。

男子グループリーグ第2試合:3-1 イングランド

第2試合は地元で応援の熱量もあるイングランド。

1番ダブルスは丹羽孝希/上田仁(同27位)。日本チームは初戦とオーダーを変更し、大島祐哉に変えて上田仁を起用した形となった。ウォーカー/ドリンコールという強者相手に接戦を強いられたものの、青森山田出身の2人の息の合ったプレーでフルゲームを制した。

2番はエース対決。張本智和の相手はピッチフォード(同85位)であった。ここでまさかの展開が起きる。張本は1ゲーム目をデュースで失ってしまうと、地元で勢いに乗ったピッチフォードを止めることができず、まさかのストレートでの敗戦を喫してしまった。

地元のボルテージが高まっているアウェイの中迎えた3番は上田仁vsドリンコール(同35位)。 両者譲らずゲームカウント1-1の10-10となった大事な場面で上田仁が魅せた。華麗なチキータでレシーブエースをとると、続く11-10の場面でも相手のフリックレシーブを鮮やかなクロスへの3球目フォアハンドドライブで抜き去った。これでゲームカウントを2-1とした上田仁はきちんと4ゲーム目も取り、日本チームの勝利に王手をかけた。

4番は世界ランク6位で日本人最高位の丹羽孝希と、先ほど張本智和に勝利して勢いに乗るピッチフォードの対戦。調子を出させると怖いピッチフォードに対して、1ゲーム目を16-14で丹羽孝希が取得。そして、2,3ゲーム目も相手の調子を上げないようにすることに成功し、そのままストレートで勝利した。

これで日本チームの全勝でのグループリーグ突破が決まった。

張本の調子に不安が残るものの、決勝トーナメントでも熱い戦いに期待が高まる。

チームワールドカップ:グループリーグ他国の結果

男子は、中国と日本は1位通過を決めたものの、第3シードのドイツ、第4シードの香港がそれぞれ、韓国とブラジルに破れた。

そのため、ドロー次第では日本が決勝トーナメントの1回戦でドイツもしくは香港という強豪チームと当たってしまう可能性が出てきている。
今大会ドイツはティモボル不在であるものの、世界ランク1位のオフチャロフが脅威であるため、日本チームにとって脅威である。

また、男子中国にオーダーの変化が見られたこともファンの間で話題になった。これまでであればエースのシングルス2本起用は馬龍であったが、今大会から樊振東がそのポジションに起用されている。

この新体制の中国に他国がどこまで迫れるか、決勝トーナメントも熱い戦いが期待される。

日本チームの試合結果(詳細)

男子グループリーグ

<第1試合 3-0 エジプト>
丹羽孝希/大島祐哉 3(6,-7,2,8)1 サレ/ベイアリ
張本智和 3(3,7,-9,-9,4)2 アサール
丹羽孝希 3(8,6,8)0

<第2試合 3-1 イングランド>
丹羽孝希/上田仁 3(5,-9,6,-9,7)2 ウォーカー/ドリンコール
張本智和 0(-11,-8,-5)3 ピッチフォード
上田仁 3(8,-9,10,6)1 ドリンコール
丹羽孝希 3(14,8,7)0 ピッチフォード

試合結果の見方

表記ルール: 選手名A ゲーム数(各ゲームのポイント)ゲーム数 選手名B

各ゲームのポイントの表記例: 選手Aが選手Bと対戦し、1ゲーム目11対6、2ゲーム目11対5、3ゲーム目12対10で選手Aが勝ち、選手Bが負けた場合、
「選手A 3(6,5,10)0 選手B」 または 「選手B 0(-6,-5,-10)3 選手A」 と表記。

文:中川正博(Rallys編集部)
写真:ZUMA Press/アフロ

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