文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2019/20シーズン 9月6日(金)甲府市総合市民会館>
6日、ノジマTリーグで木下アビエル神奈川と日本ペイントマレッツが対戦した。前回は9月1日に対戦しており、石川佳純を欠いた木下アビエル神奈川が3-2の僅差で勝利している。今回も試合はビクトリーマッチ(1ゲーム限りの延長戦)にもつれこんだが、エース対決を制した加藤美優の率いる日本ペイントマレッツがリベンジを果たした。
加藤美優 石川佳純とのエース対決制して逆転勝利
写真:ダブルスで勝利したサウェータブット スターシニー(日本ペイントマレッツ)/提供:©T.LEAGUE
第1マッチのダブルスでは、日本ペイントマレッツのサウェータブット・スターシニー/黄郁雯(ホワンユーウェン)ペアが初ペアリングとは思えないプレーで、マッチポイントを握られながらも逆転勝利を果たした。黄郁雯はTリーグデビュー戦でいきなりの勝利をつかんだ。
続く第2マッチでは、浜本由惟(木下アビエル神奈川)が打点の早いカット打ちで、相馬夢乃(日本ペイントマレッツ)を破り、前半を1-1で折り返した。
注目の対戦となった第3マッチは、石川佳純(木下アビエル神奈川)とサウェータブット・スターシニーによるここまでシングルス3戦全勝同士の対決に。試合は高い集中力を維持した石川がサーブから3球目攻撃で先手を取り、スターシニーを圧倒して3-0で勝利した。
第4マッチでは、日本ペイントマレッツのエース加藤美優が苦しみながらも勝ち切り、ビクトリーマッチで木下アビエル神奈川のエース石川佳純とのエース対決にもちこんだ。連続での試合となった加藤がスタートダッシュで差をつけると、そのまま逃げ切りチームを逆転勝利に導いた。
>>3度目の五輪目指す石川佳純 強さの源は“プロ意識”にあり!?
スコア:木下アビエル神奈川 2-3 日本ペイントマレッツ
写真:石川佳純(木下アビエル神奈川)はVMで無念の敗北/撮影:ラリーズ編集部
森薗美月/曾尖 1-2 ◯サウェータブット・スターシニー/黄郁雯
11-9/10-11/8-11
◯浜本由惟 3-0 相馬夢乃
11-3/11-9/11-10
◯石川佳純 3-0 サウェータブット・スターシニー
11-5/11-8/11-8
曾尖 2-3 ◯加藤美優
5-11/11-3/6-11/11-7/9-11
石川佳純 0-1 ◯加藤美優
5-11