文:ラリーズ編集部
7日、Tリーグで琉球アスティーダ(以下、琉球)と岡山リベッツ(以下、岡山)の2ndシーズン初対決が行われた。戦いはビクトリーマッチ(1ゲーム限りの延長戦。以下VM)までもつれ込む大熱戦となり、VMを制した琉球が3-2で岡山を下した。琉球はこれでホームマッチ2連勝、チーム順位は3位に浮上した。
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朱世赫が逆転劇を見せる
1番ダブルスでは、琉球から2013年世界王者ペアの荘智淵/陳建安、岡山から全日本選手権を2度制した森薗政崇/三部航平が登場。フルゲームの接戦となると、最終ゲームで荘智淵の強気の攻めが見事に決まり、琉球ペアがこの戦いを制した。
2番は朱世赫(琉球)と吉田雅己(岡山)が対戦した。第1ゲームを10-3と吉田がリードするも、朱世赫がここから8連続ポイントで逆転に成功。すると試合の流れは朱世赫に渡り、3-0のストレート勝利を収めた。
マッチスコア0-2と追い詰められた岡山は、3番で上田仁、4番で森薗が奮闘。上田は木造勇人(琉球)を3-1、森薗は陳建安を3-0で下し、マッチスコアは2-2。勝負の行方はVMへともつれ込む。
VMには琉球から朱世赫、岡山からは上田が登場。10-9と一時は上田がマッチポイントを握るも、朱世赫が3連続ポイントで逆転。朱世赫が2点獲りの大活躍でチームを勝利に導いた。
朱世赫、最後はフォアドライブで決めた!
スコア:琉球アスティーダ 3-2 岡山リベッツ
写真:大激闘制した琉球アスティーダ/提供:©T.LEAGUE
〇荘智淵/陳建安 2-1 森薗政崇/三部航平
11-9/7-11/11-8
〇朱世赫 3-0 吉田雅己
11-10/11-8/11-6
木造勇人 1-3 〇上田仁
8-11/10-11/11-10/7-11
陳建安 0-3 〇森薗政崇
3-11/10-11/8-11
〇朱世赫 1-0 上田仁
12-10