文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2019/20シーズン 11月23日(土)岡山武道館>
23日、約一ヶ月ぶりにTリーグ2ndシーズンが再開し、岡山武道館で岡山リベッツ(以下、岡山)とT.T彩たま(以下、彩たま)の試合が行われた。2連勝中の首位・彩たまと5連敗中の4位・岡山の試合となったが、マッチカウント3-2で岡山が勝利し、ホーム岡山での初勝利を飾った。
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新加入・趙大成が岡山の勝利を決めた!
写真:森薗政崇(左)/町飛鳥(右)ペア(岡山リベッツ)/提供:©T.LEAGUE
1番ダブルスは、森薗政崇/町飛鳥(岡山)と松平健太/平野友樹(彩たま)が対戦。両ペアとも得意のチキータレシーブを中心に攻撃的なラリーが展開されたが、安定感で上回った岡山ペアに軍配が上がった。
続く2番は、神巧也(彩たま)と吉村和弘(岡山)が登場。サーブレシーブで優位に立った神が2ゲームを先取したが、バックハンドのラリーに勝機を見出した吉村が2ゲームを取り返し、勝負は最終第5ゲームへ。最後まで攻撃的な姿勢を貫き通した神が吉村との激闘を制し、スコアを1対1のイーブンに戻した。
3番には、Tリーグ初戦となるトルルス・モーレゴード(彩たま)が登場し、森薗政崇(岡山)と対戦した。前陣でテンポよく攻めるモーレゴードに対し、森薗はコートを広く使って粘り強く戦う展開に。コース取りが冴えたモーレゴードがTリーグ初勝利をあげた。
後がなくなった岡山からは、こちらもTリーグ初戦となる趙大成(岡山)が登場し、リアム・ピッチフォード(彩たま)と対戦した。趙大成がサービスからの両ハンド攻撃で圧倒し2ゲームを先取したが、レシーブで対応し始めたピッチフォードが2ゲームを取り返す。最終第5ゲームはこれまでとサーブの種類を変えてきた趙大成が制し、Tリーグ初勝利をあげた。
ビクトリーマッチには、趙大成(岡山)と神巧也(彩たま)が登場した。お互いサービスからの展開で点数を積み重ねたが、終盤に趙大成(岡山)が思い切ったレシーブを見せて神に勝利した。
新加入の趙大成が17歳とは思えない落ち着いた試合展開で、自身初勝利と共に岡山の連敗脱出に大きく貢献した。
スコア:岡山リベッツ 3-2 T.T彩たま
写真:トルルス・モーレゴード(T.T彩たま)/提供:©T.LEAGUE
森薗政崇/町飛鳥 2-0 平野友樹/松平健太
11-10/11-8
吉村和弘 2-3 〇神巧也
2-11/9-11/11-9/11-5/8-11
森薗政崇 1-3 〇トルルス・モーレゴード
7-11/11-10/9-11/8-11
〇趙大成 3-2 リアム・ピッチフォード
11-4/11-7/5-11/7-11/11-8
〇趙大成 1-0 神巧也
11-7