文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2019/20シーズン 12月7日(土)岡山武道館>
7日、ノジマTリーグでは木下マイスター東京(以下木下)と岡山リベッツ(以下岡山)が対戦した。6日に琉球アスティーダに首位を奪われた木下と、現在最下位で、ホームの地で何としても勝利を掴みたい岡山の試合となったが、マッチカウント3-1で水谷隼、張本智和、丹羽孝希を欠いた木下が勝利した。
宇田幸矢、圧巻のカット打ちでシーズン2勝目
写真:宇田幸矢(写真左)・田添健汰(写真右)/撮影:ラリーズ編集部
第1試合のダブルスで、木下からは12月5日のT.T彩たま戦でデビューを果たした宇田幸矢/田添健汰ペアが登場。岡山の町飛鳥/森薗政崇ペアを相手に、田添がアシストしながら宇田が鋭い攻撃で圧倒しストレートで勝利。
バトンを受け取った大島祐哉は、良いスタートダッシュを切るも吉田雅己が粘り、1ゲーム目を逆転で制する。その後も3ゲームまでは全てデュースにもつれる一進一退のシーソーゲームの末、ゲームカウント2ー1で吉田リード。随所に大島らしいプレーを見せたが最後は大島を大きく引き離した吉田がゲームカウント3ー1で勝利し、マッチカウント1ー1に戻す。
ハーフタイムを挟んだ第3マッチでは宇田幸矢とワン・ヤンとの対戦。木下にとっては悪い流れで迎えた第3マッチだが、宇田が回転量の非常に多いループドライブをワンのコート浅くに落とすと、スピードのある思い切った強打で打ち抜く緩急で、ワンを圧倒した。岡山・白神監督も「若手の宇田君が思った以上に強かった。若い力にちょっとやられたかな」と敵将も脱帽。宇田がチームの勝利に王手をかけた。
第4マッチは侯英超VS森薗政崇の好カード。森薗は、第3マッチの宇田のカット打ち同様にボールの上がり際を強打し、侯から1ゲームを先取する。しかし歴戦の侯はじわじわと対応し、森薗の強打をことごとくシャットアウトする。森薗は侯のカットを打ち抜けず、侯との2度目の対戦も黒星となった。
これで木下はシーズン4連勝となった。
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スコア:木下マイスター東京 3-1 岡山リベッツ
写真:一矢報いた吉田雅己(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
◯宇田幸矢/田添健汰 2-0 町飛鳥/森薗政崇
11-7/11-6
大島祐哉 1-3 ◯吉田雅己
10-11/11-10/10-11/3-11
○宇田幸矢 3-0 ワン・ヤン
11-8/11-1/11-3
○侯英超 3-1 森薗政崇
8-11/11-10/11-6/11-4
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