文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2019/20シーズン 12月29日(日)宜野湾市立体育館>
29日、ノジマTリーグ・男子の試合が行われ、T.T彩たま(以下、彩たま)が琉球アスティーダ(以下、琉球)をマッチカウント4-0で下し、勝ち点4を獲得した。試合中に足を滑らせるアクシデントに見舞われながらも、ガッツあるプレーを見せた神巧也(彩たま)が流れを引き寄せた。
神がフルスイングで大活躍
試合は、松平健太/ピッチフォードペア(彩たま)が落ち着いたプレーで吉村真晴/有延大夢ペア(琉球)を下す展開でスタート。
続く2番も神が良い流れに乗り、ベテランカットマンのチュ・セヒョク(琉球)を相手に1ゲームを先制した。しかし第2ゲームの終盤で神が足を滑らせるアクシデントにより、ゲームは一時中断。中断後にチュが2ゲームを奪い返し王手をかけたものの、神が持ち前のフルスイングでフルゲームの接戦を制した。アクシデントにも動じずにドライブを振り抜いた神の勝利に、会場からは拍手が送られた。
3番シングルス、ピッチフォード(彩たま)がサーブ・レシーブで主導権を握り、吉村真晴(琉球)を寄せ付けない。後がない吉村も粘りを見せて追いついたが、ピッチフォードがゲームカウント3-2で逃げ切り、彩たまの勝利を決めた。
最後の対戦はジュアン(琉球)とTリーグ初出場のカットマン・ジオニス(彩たま)の海外選手によるカードに。ジオニスがリーチを活かしたカットでジュアンを翻弄し、3-1で勝利をあげた。
同時に彩たまのマッチカウント4-0での勝利が決まり、ボーナスを含む勝ち点4が彩たまに加わった。
スコア:琉球 0-4 彩たま
吉村真晴/有延大夢 0-2 ◯松平健太/ピッチフォード
8-11/8-11
チュ・セヒョク 2-3 ◯神巧也
9-11/11-8/11-9/9-11/9-11
吉村 真晴 2-3 ◯ピッチフォード
9-11/8-11/11-8/11-10/8-11
ジュアン 1-3 ◯ジオニス
7-11/5-11/11-3/9-11
>>あなたに勇気を与える卓球選手の言葉 #2 ピッチフォード、神、松平編