文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2019/20シーズン 2月9日(日)カルッツかわさき>
9日、ノジマTリーグ女子の試合が行われ、木下アビエル神奈川(以下、KA神奈川)がトップおとめピンポンズ名古屋(以下、トップ)にマッチカウント4-0で勝利し、勝ち点4を獲得した。
盤石のKA神奈川が4-0勝利
写真:トップのレギュラーダブルスヤンハウン・鈴木李茄/提供:©T.LEAGUE
第1マッチ、KA神奈川からは2019年12月のグランドファイナルで優勝を果たした名ダブルスである17歳・長﨑美柚/15歳・木原美悠が登場、対するトップは今シーズン8戦6勝のヤンハウン/鈴木李茄を起用した。
写真:木原・長﨑(写真左)/提供:©T.LEAGUE
1ゲーム目を長﨑/木原ペアが11-5で制したものの、トップのエースダブルスも第2ゲームを取り返し、迎えた最終ゲーム。一進一退のシーソーゲームとなるも、“ダブルみゆう”長﨑/木原がマッチポイントで長いラリー制し11-9。チームを勢いづける勝ち星をあげた。
写真:勝利後、ファンの声援に応える石川佳純/提供:©T.LEAGUE
第2マッチは、KA神奈川はエース・石川佳純を起用した。トップからは今季2試合目の出場のリン・イエ。第3マッチはドゥホイカン(KA神奈川)vs 出澤杏佳(トップ)の戦いに。KA神奈川が誇るSランク選手の2人が、ゲームカウント3-0で快勝しチームの勝利を決めた。
写真:木原美悠/提供:©T.LEAGUE
続く第4マッチ、首位・日本生命レッドエルフとの勝ち点差を縮めたいKA神奈川からは15歳の木原美悠が試合に臨んだ。マッチカウント4-0で勝てば勝ち点4が手に入るKA神奈川だったが、トップも2月1日に木原に敗れリベンジに燃えるヤンハウンが1ゲーム目を先取する。2ゲーム以降、木原がサーブを出す位置を変えるなど変化をつける。最後も得意の巻き込みサーブからカウンターで決勝点を奪った木原が、チームのマッチカウント4-0での勝利を実現した。
写真:笑顔でインタビューに答える木原美悠/提供:©T.LEAGUE
試合後木原は「1番と4番で勝利できてすごく嬉しいです。(シングルスで敗れた)昨日の試合が終わってすぐに気持ちを切り替えて、同じような試合をしないようにしました。試合中も最初から最後まで大きな声援をいただいたのですごく力になりました。ありがとうございました」と勝利に満面の笑みを浮かべてファンの声援に感謝を述べた。
スコア詳細:木下アビエル神奈川 4-0 トップおとめピンポンズ名古屋
写真:勝利した木下アビエル神奈川メンバー/提供:©T.LEAGUE
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〇長﨑美柚/木原美悠 2-1 ヤンハウン/鈴木李茄
11-5/7-11/11-9
〇石川佳純 3-0 リン・イエ
11-7/11-7/11-9
〇ドゥホイカン 3-0 出澤杏佳
11-3/11-7/11-8
〇木原美悠 3-1 ヤンハウン
9-11/11-5/11-8/11-5