文:ラリーズ編集部
5日、卓球Tリーグ・日本ペイントマレッツは加藤美優と蘇慧音(スーワイヤムミニー・中国香港)との契約を更新したと発表した。
来シーズンもニッペで
写真:加藤美優/撮影:ラリーズ編集部
加藤美優といえば、昨年のT2ダイヤモンド・マレーシアで伊藤美誠(スターツ)、世界ランク1位の陳夢(チェンムン・中国)を次々に退け、金星を挙げたことが記憶に新しい。回転量が多く中国選手でもレシーブに手こずるしゃがみ込みサーブと、自身の名前がつく「ミユータ(逆チキータ)」を武器に世界と戦う選手である。
今シーズンはシングルスでチーム最多の15試合に出場し、ビクトリーマッチにも5度出場している。シングルスでは8勝と勝ち越し、チームの勝利に貢献した。
蘇慧音は169cmの長身から繰り出す両ハンド、丁寧かつ粘り強いラリーが特長の選手。2018年の世界選手権団体戦では準決勝の中国戦1番に登場し、丁寧をストレートで下し、中国を脅かした。
Tリーグではシングルス、ダブルスともに5試合ずつ出場し、ダブルスでは同じく中国香港代表として活躍している李皓晴(リ・ホチン)と組み、勝ち星をあげている。
2人のコメント
写真:蘇慧音/提供:ittfworld
加藤は「チーム創設当初から所属する日本人選手として、このチームを率先して盛り上げていきたいと思っています。一生懸命がんばっていきますので、ファンの皆さんついてきてください!」と、チームの主力として頼もしいコメントをしている。
蘇慧音は「Tリーグでの試合、そしてファンのみなさんに再び会えることをとても楽しみにしています。自分の技術のレベルアップに向けて一生懸命練習し、日本ペイントマレッツのためにもっと勝利できるよう、さらに競技力を磨きたいと思います」と、来シーズンに向けて意気込みを語った。