文:ラリーズ編集部
15日、卓球Tリーグ男子・琉球アスティーダは、平野友樹と入団合意したことを発表した。平野は、ロンドン五輪で日本卓球界初のメダルを獲得した「卓球の鬼」こと平野早矢香さんの弟。日本卓球リーグの協和キリンに所属し、セカンドシーズンまでT.T彩たまでレンタル出場していたが、今月9日に双方合意の上退団することが発表されていた。
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野田学園勢が琉球アスティーダに集う
ファーストシーズンからTリーグ参戦していた平野は、単複通算15勝18敗の成績を残していた。ファーストシーズンでは水谷隼に勝利するなど2シーズン通して安定したプレーを見せた。2017年の全日本選手権では、張本智和、神巧也を下す活躍を見せており、実力は日本トップクラスだ。トップ選手も手を焼くYGサーブからの畳みかける攻撃で、琉球の更なる躍進を支えるだろう。
平野は琉球アスティーダ公式YouTubeチャンネルで「本当に熱いオファーを早川さんからいただき、周りの後押しもあり、今回3rdシーズンは移籍を決意することにしました。自分の持ち味のガッツや楽しさを全面に出していけたら」と意気込みを語った。
また、琉球には、吉村真晴、吉村和弘、戸上隼輔ら名将・橋津監督の教え子である野田学園高校OB勢が集っており、爆発力ある野田スタイルが琉球を熱く盛り上げる。
琉球アスティーダスポーツクラブ 早川周作氏コメント
Tリーグ開幕当初から平野選手のガッツあるプレーを見て大変感銘を受け実力・人柄ともに素晴らしい選手であることを確信していました。
3rdシーズンは琉球アスティーダの中心選手の一人として大いに自由に思う存分プレーし活躍することを期待してます!