文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 11月22日(日)>
22日、卓球Tリーグサードシーズン女子の試合が行われ、日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)がトップおとめピンポンズ名古屋(以下、名古屋)をマッチカウント3-1で下した。日本生命は11月の4試合を3勝1敗、勝ち点10の首位で終えた。
息ぴったりのダブルスが原動力
日本生命首位の原動力は、第1マッチのダブルスで4戦4勝の前田美優/赤江夏星ペアだ。日本生命の村上恭和監督もダブルスがキーだったと語る。「毎試合言っているが、ダブルスが勝った方が断然有利。いつも五分五分と思ってやっているが、ダブルスが勝ったのが勝因」。
写真:レッドエルフのマスコット、江ルフィーが見守る中戦った/提供:©T.LEAGUE
24歳の前田と16歳高校生の赤江の8歳差ペアは試合をこなすごとにコンビネーションが高まっている。試合後、前田も赤江も「今日の試合は最初から良いプレーができた」と口を揃え、息ぴったりだ。
村上監督は「同じ場所に住んで、同じ場所でいつも練習しているので、信頼感を保てる」とその要因を分析する。日本生命は、大阪・貝塚にある「日本生命体育館」で練習に励み、選手は体育館に併設された寮で生活を共にしている。そのチームとしての一体感がここまでの好調を生んでいる。
写真:前田美優(写真左)・赤江夏星(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部
赤江は「自分がミスしたときでも優しく声をかけてくださったり、前田さんが緊張していても私の緊張をほぐすために話しかけてくださり、自分としてはとてもやりやすい」と信頼を寄せれば、前田も「(赤江の)思い切りの良さが勝ちにつながっている。たくさん話をしたり、声をかけたりしてやりやすいようにしている」と笑顔で後輩の活躍を称えた。
11月の4連戦を終え、2連覇中の日本生命が首位に立つ。「強くノリ良く美しく」をスローガンとして掲げる日本生命が3連覇に向けて突き進む。
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日本生命レッドエルフ 3-1 トップおとめピンポンズ名古屋
写真:勝利した日本生命レッドエルフメンバー/提供:©T.LEAGUE
〇前田美優/赤江夏星 2-0 井林茉里奈/梅村優香
11-5/11-9
〇早田ひな 3-0 出澤杏佳
11-2/11-8/11-9
〇于梦雨(ユモンユ) 3-0 リン・イエ
11-9/11-10/11-5
森さくら 2-3 〇鈴木李茄
11-10/5-11/11-2/10-11/7-11
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