"絶対的エース"丹羽孝希「早く出場したかった」 今季初出場初勝利でチームの連敗止める | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:丹羽孝希(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 “絶対的エース”丹羽孝希「早く出場したかった」 今季初出場初勝利でチームの連敗止める

2020.12.10

文:ラリーズ編集部

<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 12月10日(木)>

10日、Tリーグサードシーズン男子の試合が行われ、岡山リベッツ(以下、岡山)がT.T彩たま(以下、彩たま)をマッチカウント3-2で下した。岡山は、東京五輪代表の丹羽孝希が今季初登場初勝利をあげた。

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丹羽が中国から帰国し試合出場

11月の中国での男子ワールドカップとITTFファイナルを終え、今回の試合が今季初出場となった丹羽。国際大会については「世界のトップレベルと試合できて良かった。8ヶ月練習だけだと不安になるのでいい経験になりました」と手応えを得たようだ。


写真:丹羽孝希(写真左)・上田仁(岡山リベッツ)のダブルス/撮影:ラリーズ編集部

中国からもチームのTリーグの結果を気にしていたという丹羽は、「早く自分が出場したいという気持ちが強かった。出場して勝てて嬉しい」とチームの連敗を4でストップしたことに胸をなでおろした。

丹羽が今季初出場初勝利

ダブルスでは、青森山田高校の先輩である上田仁と組んだが、彩たまの篠塚大登/曽根翔の愛工大名電高ペアの勢いに屈してしまう。「相手の思い切りが良く、チキータがとれなかった」と反省を述べた。


写真:丹羽孝希(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部

シングルスでは2019年インターハイ準優勝サウスポーの篠塚と対戦した。「NT合宿で今年何度も練習はしていたが、試合では初めてだった。普段出してこないYGサーブを出してきて嫌だった」と苦しみながらも、全ゲーム接戦のゲームカウント3-1で勝利し「最後まで粘り強く凡ミス少なくできた」と試合同様クールに勝因を振り返った。

岡山の白神監督も「絶対的エースの丹羽が帰ってきてくれた。心強い」と目を細めた。


写真:丹羽孝希(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部

丹羽は「ダブルスを落としてしまって、勝つのが難しいなと思っていたのですが、吉田選手が2点獲ってくれた」と青森山田高校の同級生、吉田雅己の活躍を褒め称える。続けて「まだまだファイナルの可能性は残っている。明日から勝っていきたい」と今後の試合に向けて意気込んだ。


写真:勝利後、ベンチで森薗政崇と肘タッチを決める丹羽孝希(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部

T.T彩たま 2-3 岡山リベッツ

〇曽根翔/篠塚大登 2-1 丹羽孝希/上田仁
7-11/11-6/11-8

英田理志 2-3 〇吉田雅己
7-11/11-9/11-10/8-11/9-11

篠塚大登 1-3 〇丹羽孝希
9-11/9-11/11-9/9-11

〇パナギオティス・ジオニス 3-0 サティアン・グナナセカラン
11-5/11-10/11-8

パナギオティス・ジオニス 0-1 〇吉田雅己
3-11

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