文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 12月11日(金)>
11日、卓球Tリーグサードシーズン女子の試合が行われ、木下アビエル神奈川(以下、KA神奈川)がトップおとめピンポンズ名古屋(以下、名古屋)をマッチカウント3-1で下した。KA神奈川は第2マッチで12歳の小学6年生、張本美和をシングルス起用した。
張本智和の妹・美和がハン・インに挑んだ
第2マッチで張本智和の妹・美和が試合に臨んだ。12歳の小学6年生、張本美和はすでにシニアのカテゴリーでも試合をこなしており、全日本でも勝利を収めている期待の逸材だ。
Tリーグのダブルスではファーストシーズンの19年2月2日にデビューしていたが、シングルスはサードシーズンの2020年11月19日、日本生命レッドエルフ戦でデビューを果たしていた。Tリーグシングルス2戦目となった今回だが、リオ五輪団体銀メダリストのカットマン、ハン・インに1ゲームを奪うも敗れた。
写真:ハン・イン(トップおとめピンポンズ名古屋)/提供:©T.LEAGUE
試合後、張本は「1ゲーム目は自分のプレーが出せた。サーブからの3球目、5球目をしっかり打てたが、相手の粘りとコースが厳しく攻撃も強かった。ツッツキとブロックももっと練習したいと思いました」と収穫と反省を述べた。
写真:張本美和(木下アビエル神奈川)/提供:©T.LEAGUE
試合前には「チームの中で一番弱いんだから、自分のプレーで頑張って」と両親からのアドバイスを受けたという。スタンドからその両親が見つめる中、臨んだ試合だったが、白星で親孝行とはならなかった。
木下アビエル神奈川 3-1 トップおとめピンポンズ名古屋
写真:木下アビエル神奈川メンバー/提供:©T.LEAGUE
〇長崎美柚/浜本由惟 2-0 リン・イエ/山本笙子
11-7/11-5
張本美和 1-3 〇ハン・イン
11-6/7-11/8-11/6-11
〇木原美悠 3-1 リン・イエ
5-11/11-4/11-6/11-2
〇木村香純 3-1 エリザベタ・サマラ
10-11/11-10/11-9/11-8
木原美悠インタビュー
>>木原美悠 平成最後の全日本 “シンデレラガール”誕生の裏側
>>木原美悠インタビュー 卓球女子、令和の星が明かす“意外な悩み”