麻生麗名「もっと試合に出て勝ちたいです」同級生に勝利でTリーグ2連勝  | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:麻生麗名(日本生命)/提供:アフロ

大会報道 麻生麗名「もっと試合に出て勝ちたいです」同級生に勝利でTリーグ2連勝 

2022.02.15

文:ラリーズ編集部

<ノジマTリーグ2021-2022シーズン 2月14日 四日市市総合体育館>

卓球ノジマTリーグ2021-2022シーズンでは14日に女子のトップおとめピンポンズ名古屋と日本生命レッドエルフの試合が行われた。

13日の試合でTリーグ初勝利を挙げた麻生麗名(日本生命レッドエルフ)は、2番シングルスで岡田琴菜(TOP名古屋)と対決。”同級生対決”となったこの試合は、1ゲーム目を岡田が大差で制するも2ゲーム目以降上手く修正した麻生が3ゲームを連取し、勝利を挙げた。チームも、マッチカウント3-1で勝利を果たし、首位日本ペイントマレッツとの勝ち点差を2に縮めた。

試合後、麻生麗名と日本生命レッドエルフの村上恭和監督がオンライン会見に応じた。

村上監督 会見

3連戦で全勝をどう思うか

本当に100点以上ですよね。特に、昨日(2月13日)の木下アビエル戦は、石川佳純からダブルスとシングルス2本取って勝ちましたから。シーズン中に絶対無いような戦力の差で勝てたのが今回の3連勝に繋がったと思います。

麻生選手について

今回初めて前半に使ったんですが、昨日の試合での木村選手との勝ち方を見て、今は自信持ってるし絶好調だなと思って2番に。誰と当たってもいい勝負できると思って使いました。

残り4試合に向けて

貝塚で準備している早田ひな、平野美宇あたりが万全な状態で準備できていれば、そのメンバーを加えて残りの4試合勝てるように健闘したいなと思っています。

麻生麗名 会見

ベンチが多かった前半戦から変えたことは?

去年は4試合シングルスに出させてもらったんですけど、まだ自分にあんまり自信が無くて、試合するときも不安な気持ちの方が大きかったんですけど、今期の試合ではしっかり準備してきたことを出し切って、自分のプレーをしようということを意識して試合しています。

点差を付けられた1ゲーム目から2ゲーム目に向けて変えたことは?

1ゲーム目は、思ってたようなボールがなかなか来なくて、相手ペースで自分の卓球ができてなかったんですけど、2ゲーム目の出だしも相手のペースになってしまって。けど、サービスやボールを打つタイミングなどを変えて試合したら、自分の流れに持っていけました。

試合前にはどういう対策をしていた?

相手のサービスをしっかり見て、どういう回転、どういうコースに来るのかとか。あとは、自分の打つコースはどうしようとかを考えていました。

岡田選手とは今回が初対戦?

同級生なので、過去に何度か試合したことがあるんですけど、そのときもけっこういい勝負だったので、今回もどうなるかは分からなかったです。

4ゲーム目のタイムアウトではベンチからどういうアドバイスを受けた?

10-8のときに自分のサービスをレシーブエースされてしまったので、次はどのサービスを出そうかなっていうのを相談して、アドバイスしてもらいました。

2連勝して気持ちの変化はあったか?

ダブルス1回勝って、シングルス2連勝してめちゃくちゃ嬉しいので、これからももっと試合に出て勝ちたいです。

トップおとめピンポンズ名古屋 1-3 日本生命レッドエルフ

鈴木李茄/安藤みなみ 1-2 森さくら/長﨑美柚〇
7-11/11-9/9-11

岡田琴菜 1-3 麻生麗名〇
11-4/9-11/6-11/9-11

大川真実 0-3 長﨑美柚〇
9-11/7-11/9-11

〇安藤みなみ 3-1 笹尾 明日香
11-7/4-11/11-8/11-1

女子順位(2月15日時点)

1位 日本ペイントマレッツ(13勝2敗 勝ち点42)
2位 日本生命レッドエルフ(12勝4敗 勝ち点40)
3位 九州アスティーダ(7勝9敗 勝ち点23)
4位 トップおとめピンポンズ名古屋(5勝13敗 勝ち点15)
5位 木下アビエル神奈川(3勝12敗 勝ち点14)

※トップおとめピンポンズ名古屋は規定違反による制裁により勝点6点が減点

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麻生麗名インタビュー(2020年4月)


写真:麻生麗名(日本生命レッドエルフ)/撮影:ハヤシマコ

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