文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2024‐2025シーズン(7thシーズン) 日程:9月7日 場所:浦和駒場体育館>
9月7日、T.T彩たまと岡山リベッツの試合が、浦和駒場体育館で行われた。この試合は両チームにとってシーズン開幕戦となる試合であった。
岡山が開幕戦白星
写真:小林広夢/有延大夢(T.T彩たま)ペア/撮影:ラリーズ編集部
第1マッチのダブルスには、小林広夢/有延大夢(T.T彩たま)ペアと丹羽孝希/田添響(岡山リベッツ)ペアが対戦。小林/有延ペアがコンビネーションよく、両ハンドで積極的に攻撃を仕掛けて主導権を握る。丹羽/田添ペアは無理せず丁寧にコースを突くが、つないできたボールにしっかりと強打で得点をあげた小林/有延ペアに軍配。彩たまが先制点をあげる。
写真:曽根翔(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
第2マッチでは、T.T彩たまキャプテンの曽根翔と丹羽孝希が対戦。1ゲーム目は曽根が奪うが、2ゲーム目は丹羽が取る。3ゲーム目は10-10となり、このゲームを何としてでも取りたい丹羽がタイムアウト。自身のサービスからの作戦を立てるも、曽根がうまくレシーブをして得点に結びつけ、第3ゲームは曽根が制する。
写真:丹羽孝希(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
しかし、ここから丹羽が魅せる。4ゲーム目以降は台を広く使いながら、回転をかけてボールの長短をコントロールし、曽根の前後の距離を崩してミスを誘う。そのままフルゲームとなると、5ゲーム目は丹羽が強打とつなぎのボールを組み合わせて勝利。岡山リベッツがマッチカウント1-1とする。
第3マッチは木造勇人(T.T彩たま)と及川端基(岡山リベッツ)が対戦。出足は木造のペースで進むが、及川が強打に対して無理せず返球。要所でしっかり回り込んでフォアハンド攻撃で得点を重ねる。流れを取り戻したい木造だったが、及川の戦術を崩せず、試合は及川がストレートで勝利。マッチカウント1-2となり、岡山リベッツが勝利に王手をかける。
写真:谷垣佑真(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
第4マッチは有延大夢(T.T彩たま)と谷垣佑真(岡山リベッツ)が対戦。序盤から谷垣の強打が冴えて、1ゲーム目は谷垣が取る。しかし2ゲーム目は有延の両ハンド攻撃がハマり、有延が奪取。
有延が流れを掴んだかに思われたが、3ゲーム目以降は谷垣が有延の強打に対し無理せず返球する。そして、有延がつないできたボールに対してはしっかりと強打を打つパターンで、得点をあげ、ゲームカウント3-1で谷垣が勝利。
マッチカウント3-1で岡山リベッツが今シーズン開幕戦を白星で飾った。
ノジマTリーグ2024-2025試合結果
T.T彩たま 1-3 岡山リベッツ〇
〇小林広夢/有延大夢 2-0 田添響/丹羽孝希
曽根翔 2-3 丹羽孝希〇
木造勇人 0-3 及川瑞基〇
有延大夢 1-3 谷垣佑真〇