【Tリーグ】篠塚大登が単複2勝の琉球、静岡に完封勝利 日本ペイントはアウェイ2連勝を飾る | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:篠塚大登(琉球アスティーダ)/提供:静岡ジェード/T.LEAGUE/アフロ

大会報道 【Tリーグ】篠塚大登が単複2勝の琉球、静岡に完封勝利 日本ペイントはアウェイ2連勝を飾る

2024.09.08

文:ラリーズ編集部

<卓球・ノジマTリーグ2024‐2025シーズン 日程:9月7日 場所:富士宮市民体育館、KSBホール>

9月7日、ノジマTリーグ2024-2025シーズンでは、複数の試合が同日に行われた。

琉球は勝ち点4を獲得

琉球アスティーダは静岡ジェードと対戦。静岡ジェードにとっては今シーズンの開幕戦でホーム開催ということもあり、何としてでも勝利が欲しい一戦であった。

第1マッチは新加入の篠塚大登/鈴木颯(琉球アスティーダ)ペアと昨シーズンベストペア賞の龍崎東寅/森薗政崇(静岡ジェード)ペアが対戦。試合は激しいラリー戦となるが、激戦の末に篠塚/鈴木ペアがゲームカウント2-1で勝利を果たす。

続く第2マッチは、篠塚と新加入の英田理志(静岡ジェード)が対決。第1ゲーム序盤は英田優勢でゲームが進むも、篠塚は冷静なプレーで流れを掴み、早々に2ゲームを連取。第3ゲームも篠塚のペースで試合が進み、ゲームカウント3-0で篠塚が勝利。マッチカウント0-2とした琉球が勝利に王手をかけた。

後がなくなった静岡は、第3マッチに新加入の濵田一輝を起用。琉球はエース・張本智和を送り込む。序盤から接戦となり、ゲームカウント1‐1となるも、第3、第4ゲームでは張本がエースの意地を見せ、ゲームカウント3-1で張本が勝利。この時点で、琉球の勝利が確定した。

勝ち点4を与えたくない静岡は、第4マッチに選手兼監督の森薗政崇が登場。琉球はチームの大黒柱の吉村真晴が出場した。第1、第2ゲームは吉村が連取するも、第3ゲームの中盤から粘りのプレーで森薗が追い上げ、ゲームカウント2-2とする。しかし、最終第5ゲームは吉村が多彩なボールタッチで得点を重ね、ゲームカウント3-2で勝利。

これにより、マッチカウント4-0で琉球アスティーダが勝利を果たし、勝ち点4を獲得した。

日本ペイントはアウェイ2連戦で2勝

日本ペイントマレッツは京都カグヤライズと対戦。ホームの京都にとって、この試合は今シーズンの開幕戦となった。

第1マッチでは工藤夢/中村泉月(京都カグヤライズ)ペアと、四天王寺高校の青木咲智/伊藤詩菜(日本ペイントマレッツ)ペアが対戦。第1ゲームは工藤/中村ペアが得点を重ねるも、第2、第3ゲームは青木/伊藤ペアが主導権を握り、ゲームカウント2-1で勝利。日本ペイントが先制する。

続く第2マッチでは松島美空(京都カグヤライズ)と佐藤瞳(日本ペイントマレッツ)が対戦。序盤はお互い一歩も譲らない展開となるも、徐々に佐藤の流れになっていき、ゲームカウント3-1で佐藤が勝利をあげた。

続く第3マッチでは中森帆南(京都カグヤライズ)と芝田沙季(日本ペイントマレッツ)が対戦。四天王寺高校の先輩後輩対決となったこの試合は、序盤から一進一退の攻防が続くも、第1、第2ゲームを中森が連取し、ゲームカウント2-0で勝利に王手をかける。

第3ゲームは芝田も安定したプレーを見せて1ゲームを返すが、中森の強烈な攻めたボールが相手を嫌がらせ、ゲームカウント3-1で中森が勝利。今シーズンから京都に加入した中森は、デビュー戦でTリーグ初白星を掴んだ。

1点を返した京都は、第4マッチに田村美佳を起用。日本ペイントからは橋本帆乃佳が出場した。第1ゲームは、田村が橋本の安定したプレーをうまく崩して先制するも、第2ゲーム以降は橋本が主導権を握り、ゲームカウント3-1で橋本が勝利。マッチカウント3-1とした日本ペイントマレッツが勝利をあげ、前節に続いてアウェーでの勝利を飾った。

ノジマTリーグ2024-2025試合結果

静岡ジェード 0-4 琉球アスティーダ〇

龍崎東寅/森薗政崇 1-2 鈴木颯/篠塚大登〇
英田理志 0-3 篠塚大登〇
濵田一輝 1-3 張本智和〇
森薗政崇 2-3 吉村真晴〇

京都カグヤライズ 1-3 日本ペイントマレッツ〇

工藤夢/中村泉月 1-2 青木咲智/伊藤詩奈〇
松島美空 0-3 佐藤瞳〇
〇中森帆南 3-1 芝田沙季
田村美佳 1-3 橋本帆乃香〇