文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 2月6日(土)>
6日、卓球Tリーグ女子で2位の日本生命レッドエルフが1位の木下アビエル神奈川にマッチカウント3-2で勝利した。同じく女子で3位の日本ペイントマレッツがマッチカウント3-2で4位のトップおとめピンポンズ名古屋に勝利したものの、勝ち点逆転の可能性がなくなり、日本生命とKA神奈川の2位以上が確定した。
また、男子でも首位の琉球アスティーダが最下位の彩たまを下し、2位以上を確定させ、プレーオフファイナル進出を決めた。
女子は3年連続同じ上位2チーム
写真:石川佳純(木下アビエル神奈川)/提供:©T.LEAGUE
KA神奈川は、コロナ禍で海外選手が一度も来日できなかった中で、木原美悠がシングルス13勝5敗、長﨑美柚/浜本由惟ペアが8勝1敗と大車輪の活躍を見せた。また、エースの石川佳純がシングルス8勝1敗と好勝率を維持し、木村香純も5勝3敗とエース級に立て続けに勝利と層の厚さを見せつけた。
写真:前田美優(写真左)・赤江夏星(日本生命レッドエルフ)/提供:©T.LEAGUE
日本生命は、早田ひなが14勝3敗で前半戦MVPを獲得、前田美優がダブルス12勝5敗とポイントゲッターとして活躍した。村上恭和総監督も「ダブルスがよく頑張った。特に前半戦前田、赤江組が8勝4敗。前田がダブルスに専念して、チームのために献身的にやっているのが大きい」と目を細める。
プレーオフファイナルでは、2連覇中の日本生命と初優勝を狙うKA神奈川が相まみえることとなった。
一方、日本ペイントマレッツは加藤美優と馮天薇のツインエースがポイントを量産し、猛追するも及ばず。トップおとめピンポンズ名古屋は、コロナ禍の隔離もあり、海外選手が奮わずファイナル進出とはならなかった。
男子は琉球が前半戦の好調を維持し、15勝3敗と3試合を残してファイナル進出を決めた。
前田美優インタビュー
写真:前田美優(日本生命レッドエルフ)/提供:日本生命
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