【Tリーグ】「最初から強気で攻めていけた」石川佳純、11連勝中の大藤に完封勝利 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:石川佳純(木下アビエル神奈川)/提供:日本ペイントマレッツ/T.LEAGUE/アフロ

大会報道 【Tリーグ】「最初から強気で攻めていけた」石川佳純、11連勝中の大藤に完封勝利

2022.02.19

文:ラリーズ編集部

<ノジマTリーグ2021-2022シーズン 2月18日 神戸市立中央体育館>

卓球ノジマTリーグ2021-2022シーズンでは18日に女子の日本ペイントマレッツと木下アビエル神奈川の試合が行われた。

石川佳純(木下アビエル神奈川)は1番ダブルスと3番シングルスに出場。ダブルスは惜しくも敗れたものの、シングルスでは今季Tリーグで11連勝中と好調を維持する大藤沙月(日本ペイントマレッツ)にストレートの完勝を収め、チームの勝利に貢献した。

試合後、石川がオンライン会見に応じた。

石川佳純のコメント

木村選手とのダブルスの手応えは?

1ゲーム目、出足からすごい展開がよかったと思うんですよね。すごく理想的な展開で点数が取れたんで良かったんですけど、2ゲーム目は相手選手も変えてきますし、自分たちの凡ミスが1、2本出ると苦しい展開になってしまうので、そこはやっぱりもうちょっと自分たちのサービスとレシーブの厳しさだったり(を意識していかないといけない)。

なかなか練習する機会はなかったんですけども、これからもっと組む機会があればもっとコンビネーションが上がっていくんじゃないかなって思ってます。

好調の大藤選手に対して対策は立てていたか

大藤選手とは試合で対戦するのが初めてだったので、なかなか分からない部分が多かったんですけど、やっぱりサービスとレシーブが鍵になるかなと思いました。特に、レシーブをしっかり取ることができれば、良い流れに持っていくことができるのかなとは思っていたので、しっかりレシーブを最初から強気で攻めていけたことが今日は良かったです。

その後サービスからの3球目で要所要所で思い切って回り込んで攻めたりとか、アグレッシブに攻めていけたので、そこでも相手にプレッシャーをかけれたのかなと思います。

シングルスの調子は?

調子はずっと、普通に良い方だと思うので、いろんなタイプの戦型の選手と高いレベルの中で試合ができるので、すごく自分にとってもいい経験になりますし、この3回シングルスやった相手って全員戦型が違うんで、その中でいろんな戦型に対応していく力は凄く磨かせてもらってると思います。

残り試合はどう戦っていくか

チームとしては凄い苦しい状況なんですけど、久しぶりに勝つことができましたし、今1位の日本ペイントさんに勝つことができたので、みんな自信が付いたんじゃないかなと思います。残りの試合は少ないですけど、1戦1戦全力で戦って最後までいいプレーができるようにチームで頑張っていきたいなって思います。

ファンの方々に一言

今日は寒い中、試合を見に来てくださった方にいいプレーを届けようと思って自分自身しっかり準備をしました。少しでも喜んでもらえたら嬉しいなと思います。自分自信もすごく今日はいいプレーができたので嬉しかったですし、木下アビエルとしては苦しい状況が続いてるんですけど、でもまだまだ残り試合があるので、1戦1戦全力で戦って、1勝でも多く勝てるように頑張りたいなと思います。

日本ペイントマレッツ 1-3 木下アビエル神奈川

〇フォンティエンウェイ/芝田沙季 2-1 石川佳純/木村香純
3-11/11-3/11-9

小塩遥菜 0-3 木原美悠〇
9-11/5-11/7-11

大藤沙月 0-3 石川佳純〇
6-11/9-11/6-11

芝田沙季 0-3 張本美和〇
7-11/8-11/4-11

女子順位(2月18日時点)

1位 日本ペイントマレッツ(13勝3敗 勝ち点42)
2位 日本生命レッドエルフ(12勝4敗 勝ち点40)
3位 九州アスティーダ(7勝9敗 勝ち点23)
4位 木下アビエル神奈川(4勝12敗 勝ち点17)
5位 トップおとめピンポンズ名古屋(5勝13敗 勝ち点15)

※トップおとめピンポンズ名古屋は規定違反による制裁により勝点6点が減点

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