文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2021-2022シーズン 2月23日 岡山イオンモール>
卓球ノジマTリーグ2021-2022シーズンでは23日に、3位の岡山リベッツと2位のT.T彩たまの試合が行われた。
ファイナル進出へ向け負けられない岡山リベッツは、元中国代表のハオシュアイ、森薗政崇、吉村和弘など、主力メンバーを惜しみなく投入したが、1番のダブルスで森薗/吉村ペアが曽根翔/篠塚大登(T.T彩たま)ペアに惜しくも敗れる。2番シングルスはハオシュアイが勝利するも、3番シングルスで森薗、4番シングルスで谷垣佑真(岡山リベッツ)が敗れ、2度目となったイオンモールでの試合で岡山は勝ち点を逃す結果となった。
試合後、森薗と谷垣がオンライン会見に応じた。
※T.T彩たまは移動時間の都合上会見なし
森薗政崇コメント
今日の試合を振り返って
ハオ選手のシングルスの1点と、ヴィクトリー勝負って考えていたんですけど、ダブルスを競り合いで落としてしまって、次の試合まで時間が無くて上手く調整できずに出だしから丹羽さんの戦略にハマって負けてしまったんで、個人的にはすごく残念なところが多かったです。
けど、それ以上にイオンモールの中で試合させてもらって、たくさんのファンの方にお越しいただいて、卓球を知らない方にも見てもらえるっていうのは本当に「卓球やっててよかったな」って思える、思い出に残る大事な試合になりました。
イオンモールでの試合に関して
Tリーグが発足して4シーズン目になって僕はずっと岡山リベッツに所属しているんですけど、今回の長期遠征で来た日に駅降り立ったときにたくさんの人に声をかけていただいたりとか、食事をしてて声をかけていただいたりとか、街に根付いた素晴らしいチームになっているなっていうのを凄く感じています。
じゃあこれをどう伸ばしていくかっていうと、今日みたいに卓球を知らない層の方に見てもらうっていうのは凄く重要だと思っていて。そういった点では最高の取り組みだったかなと思っています。
海外では街中でやることはあったか
ドイツではなかったんですけど僕が参戦してたチェコリーグでは、ショッピングモールの中で試合をしたことがありました。
そのときと今回の違いは
もう、シンプルに観客の入りが全く違いましたね。やっぱりチェコでやったときは、同じような規模の卓球コートを準備してやってはいたんですけど、ほんとにチラホラと足を止めて見てくれる人がいるぐらいで。
それと比べるとやっぱり岡山県内で、だいぶ前から「この日にイオンモールで試合やります」っていうのを大々的に広報してもらってるおかげか、シンプルに観客の入りが全然違いました。
谷垣佑真コメント
今日の試合を振り返って
昨日白神監督から「4番で出場するから期待してるぞ」っていう言葉をかけていただいて今日試合に臨んだんですけど、彩たまさんの方は上昇気流に乗っている曽根選手ということで、自分は向かっていくだけだと思うし、一つ先輩なので「勝ってやろう」もそうなんですけど、まず自分と戦わずに相手と向き合って試合できたっていうのが、負けてしまったんですけど、次に繋がる試合になったんじゃないかなと思います。
イオンモールでの試合に関して
(スタッフに向けて)無料ですよね?無料でプロの試合が観戦できるって中で、たくさんの方々に1階から4階まで見ていただいて、改めてプロで試合してるんだなって実感できました。
通常の会場との違いは?
ハオ選手は館内放送でけっこう止まってたりしてたんで、けっこうチラつくのかなと思って(笑)自分の試合のときも当たり前ですけど館内放送が2、3回ぐらい流れて。けど、気持ちは相手と向き合って試合するっていうだけだったので、館内放送はあんまり気にしなかったです。
あと、ショッピングモールで試合っていうのが今までなかった経験だったので、すごい楽しく試合できたなと思います。
T.T彩たま 3-1 岡山リベッツ
〇曽根翔/篠塚大登 2-1 吉村和弘/森薗政崇
8-11/11-6/11-9
松平健太 0-3 ハオシュアイ〇
10-11/6-11/6-11
〇丹羽孝希 3-0 森薗政崇
11-5/11-6/11-6
〇曽根翔 3-1 谷垣佑真
8-11/11-3/11-6/11-9
男子順位(2月24日時点)
1位 木下マイスター東京(14勝5敗 勝ち点46)
2位 T.T彩たま(9勝10敗 勝ち点33)
3位 岡山リベッツ(8勝11敗 勝ち点28)
4位 琉球アスティーダ(7勝12敗 勝ち点26)