【Tリーグ】"みかずきペア"無傷の4連勝で岡山白星 今季初参戦のイサンスは韓国対決制す | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:及川瑞基(岡山リベッツ)/写真:T.LEAGUE/アフロスポーツ

大会報道 【Tリーグ】“みかずきペア”無傷の4連勝で岡山白星 今季初参戦のイサンスは韓国対決制す

2024.10.19

文:ラリーズ編集部

<卓球・ノジマTリーグ2024‐2025シーズン(7thシーズン) 日程:10月19日 場所:津山総合体育館>

10月19日、ノジマTリーグ2024-2025シーズン男子の試合が行われ、金沢ポートと岡山リベッツが対戦。マッチカウント3-1で岡山が金沢に勝利した。

及川“瑞基”/吉山“和希”の“みかずき”ペアが無傷の4連勝

第1マッチのダブルスでは、吉山和希/及川瑞基(岡山リベッツ)ペアと五十嵐史弥/田中佑汰(金沢ポート)ペアが対戦。今シーズン初のペアリングとなった、金沢の五十嵐/田中ペアは第1ゲームを11-7で先取するも、今シーズンここまで3勝0敗と勢いに乗る吉山/及川ペアが2ゲームからラリーで得点を重ねて第2ゲームを奪取。

最終第3ゲームは8-8までの接戦となるも、吉山/及川ペアが3連続ポイントを決めてゲームカウント2-1で勝利。岡山が先制点をあげる。

吉田雅己がストレート勝ち

続く第2マッチでは、ハオシュアイ(岡山リベッツ)と吉田雅己(金沢ポート)が対戦。前節の琉球アスティーダ戦で勝利の立役者となった吉田は、この試合でも立ち上がりから得意のフォアドライブと、ハオのレシーブドライブをバックに集める戦術で、第1ゲームを11-7、第2ゲームを11-6で連取する。

ハオシュアイも元中国代表の意地を見せて食い下がり、精度の高い両ハンド攻撃でポイントを重ね、第3ゲームは7-7まで一進一退の攻防が続く。そして、ハオの9-7リードで吉田が1点を返して9-8とすると、ここでハオがたまらずタイムアウト。

是が非でもこのゲームを取りたいハオだったが、タイムアウト明けのポイントを吉田が果敢なレシーブで得点すると、最後の2本は、吉田がハーフロングサービスからのカウンタードライブでハオを仕留める。吉田がストレートでハオシュアイを下し、金沢に大きな一点をもたらした。

及川がシングルス今季ホーム初白星

第3マッチでは、1番のダブルスにも出場した及川瑞基(岡山リベッツ)と田中佑汰(金沢ポート)の対戦となった。第1ゲームは田中が得意のバックハンドを軸に主導権を握り、11-6で先取。しかし、第2ゲームから及川が得意のラリー戦にもちこむ形で流れを掴み、第2、第3ゲームを連取する。

流れを変えたい田中だったが、及川の浅いループドライブへの処理にミスが出始め、第4ゲームも及川が11-5で制し、ゲームカウント3-1で勝利。及川は、今シーズンホームマッチシングルス初白星を飾り、岡山がマッチカウント2-1で勝利に王手をかけた。

韓国勢対決を制し岡山が勝利


写真:イサンス(岡山リベッツ)/提供:岡山リベッツ/T.LEAGUE/アフロ

第4マッチはイサンス(岡山リベッツ)とカンドンス(金沢ポート)の韓国勢対決となった。試合は第1、第2ゲームは巧みなコース取りと多彩な攻撃パターンでポイントを重ねたイサンスが主導権を握り、11-7、11-6と連取。第3ゲームも7-4とイサンスがリードするも、カンドンスが得意の変化をつけたカットで追い上げ、7連続ポイントで逆転し、ゲームカウントを1-2とした。

勢いに乗ったカンドンスは、続く第4ゲームもカットで粘って9-9までもつれこむ。しかし、最後はパワードライブを打ち切ったイサンスが取り切り、ゲームカウント3-1で勝利。試合もマッチカウント3-1で岡山が金沢に勝利した。

試合後の勝利者インタビューで、岡山リベッツのイサンスは「これからはもっとお目にかかれると思います」と今後の参戦をファンに誓い、白神宏佑監督(岡山リベッツ)は、今日の勝利で4勝0敗とした、及川“瑞基”/吉山“和希”ペアを“みかずきペア”と呼んでください」と勝利の喜びを来場者と分かち合った。

ノジマTリーグ2024‐2025試合結果

〇岡山リベッツ 3-1 金沢ポート

〇吉山和希/及川瑞基 2-1 五十嵐史弥/田中佑汰
7-11/11-7/11-8

ハオシュアイ 0-3 𠮷田雅己〇
7-11/6-11/9-11

〇及川瑞基 3-1 田中佑汰
6-11/11-8/11-6/11-5

〇イサンス 3-1 カンドンス
11-7/11-6/7-11/11-9