
写真:MVPを獲得した有延大夢(T.T彩たま)と笹尾明日香(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 有延大夢「笹尾さんと一緒に踊りたい」TリーグレギュラーシーズンMVP受賞で喜びの声
2025.03.21
取材・文:ラリーズ編集部
21日、TリーグはノジマTリーグ2024-2025シーズンのレギュラーシーズンを対象とした表彰を行った。
写真:各受賞者たち/撮影:ラリーズ編集部
有延「7年前、この未来は見えなかった」
レギュラーシーズン男子MVPを獲得した有延大夢(T.T彩たま)は「Tリーグ初年度から参加して7年目ですが、参加した当時、このMVPを自分が獲る未来は見えていませんでした。感慨深いです。たくさんの方に支えていただいた今があるので、おひとりずつに感謝したいです」と喜びの声を語った。
写真:有延大夢(T.T彩たま)/提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ/アフロ
また、女子MVPの笹尾明日香(日本生命レッドエルフ)は「2年前はTリーグシングルスで10連敗したつらい時期もあった。チームの方々や応援してくださるファンの方が温かくみまもってくださったのでここまで来れました。これからも頑張ります。周囲のみなさんのおかげでこの賞をいただくことができました」と笑顔を見せた。
写真:笹尾明日香(日本生命レッドエルフ)/提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ
「メキシコで一緒に踊りたい」?
副賞として渡されたメキシコ観光からの旅行券100万円に、有延は「メキシコには行ったことがないが、海が綺麗で、踊っているイメージがあります。休みが取れてメキシコに行けて、もし現地に笹尾さんがいたら一緒に踊りたい」と珍回答?を見せて会場を和ませていた。
写真:有延大夢(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
表彰式が終わると、各選手とも、いよいよ明日から始まるプレーオフセミファイナル、ファイナルに気を引き締めていた。
プレーオフ試合日程
3月22日(土)
12:00試合開始
男子セミファイナル:T.T彩たま vs 岡山リベッツ
18:00試合開始
女子セミファイナル:木下アビエル神奈川 vs 日本生命レッドエルフ
3月23日(日)
11:30試合開始
男子ファイナル:琉球アスティーダ vs セミファイナル勝者
17:30試合開始
女子ファイナル 日本ペイントマレッツ vs セミファイナル勝者
※いずれも会場は代々木第二体育館
写真:昨季プレーオフの会場の様子。大勢の観客が会場を盛り上げた/提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ
最優秀選手賞(MVP)
賞金100万円、副賞:株式会社メキシコ観光より旅行券100万円分
レギュラーシーズンにおいて、シングルス勝利を1点、ダブルス勝利を0.5点として計算した点数が最も高い選手(男女各1名)
男子:有延大夢 (T.T彩たま)シングルス15勝 ダブルス18勝 24点(初)
女子:笹尾明日香(日本生命レッドエルフ) シングルス14勝 ダブルス14勝 21点(初)
ベストペア
賞金20万円、副賞:ヒルトン小田原リゾート&スパ宿泊券
レギュラーシーズンにおいて、最も多いマッチにおいて勝利を収めたダブルスペア
男子:有延大夢/小林広夢 ペア(T.T彩たま) 18勝(初)
女子:笹尾明日香/上澤杏音 ペア(日本生命レッドエルフ) 8勝(初)
最優秀監督(男女チーム監督のうち1名)
賞金10万円、副賞:株式会社ノジマよりノジマポイント10万円分
レギュラーシーズンにて最多勝点をあげたチームの監督
大嶋由美 監督(日本ペイントマレッツ) 勝点72点 (初)
ベストオーダー賞
レギュラーシーズン最優秀選手受賞選手、ベストペア受賞選手以外に賞金10万円
レギュラーシーズンにおいて、第1マッチ(ダブルス)から、第5マッチまでの各マッチにおいて、最も勝利数の多い者を当該マッチのベストプレーヤーとして表彰
※複数マッチにて最多勝利数となった選手はより多くの勝利数をあげたマッチを優先とし、他のマッチ順については次点の選手を選出する。
※勝利数が並んだ場合は、勝率が高い選手を選出する。
※ビクトリーマッチについてのみ、第1~4マッチに選出された選手が重ねて選出されることが可。
※レギュラーシーズン最優秀選手賞受賞者は、当該選手が最も多く勝利を収めたマッチ順において、ベストプレーヤーとして選出する。
第1マッチ
男子:有延大夢/小林広夢 ペア(T.T彩たま) 18勝 (初)
※ベストペア受賞選手
※有延大夢選手個人は2回目。21-22シーズンは第1マッチで選出
女子:笹尾明日香/上澤杏音 ペア(日本生命レッドエルフ) 8勝 (初)
第2マッチ
男子:ハオシュアイ(岡山リベッツ) 7勝 (初)
女子:張本美和(木下アビエル神奈川) 6勝 (2年連続2回目)
※張本美和23-24シーズンは第3マッチで選出
第3マッチ
男子:張本智和(琉球アスティーダ) 7勝 (3年連続3回目)
※22-23シーズンは第3マッチで選出、23-24シーズンは第2、ビクトリーマッチで選出
女子:橋本帆乃香(日本ペイントマレッツ) 8勝 (4年連続4回目)
※21-22シーズンは第1マッチで選出、22-23、23-24シーズンは第4マッチで選出
第4マッチ
男子:篠塚大登(琉球アスティーダ) 7勝 (初)
女子:笹尾明日香(日本生命レッドエルフ) 8勝 (初)
長﨑美柚(木下アビエル神奈川) 8勝 (2回目)
※21-22シーズンは第4マッチで選出
ビクトリーマッチ
男子:張本智和(琉球アスティーダ) 3勝 (3年連続3回目)
※22-23シーズンは第3マッチで選出、23-24シーズンは第2、ビクトリーマッチで選出
木造勇人(T.T彩たま) 3勝 (初)
女子:平野美宇(木下アビエル神奈川) 2勝 (2年連続2回目)
※23-24シーズンは第2マッチで選出
なお、張本智和選手は、第2、第3マッチともに7勝1敗でトップのため、次点が6勝と1勝差のある第3マッチにて選出。第2マッチ次点(同勝数の7勝)のハオ シュアイ選手をベストオーダー賞として選出したとのことだ。