文:ラリーズ編集部
17日、卓球新リーグ・ノジマTリーグの年間王者決定戦「プレーオフファイナル」で、木下マイスター東京(以下、KM東京)と岡山リベッツ(以下、岡山)が対戦。マッチカウント1-1で迎えた第3マッチをKM東京が取得し、初代王者の座まであと1マッチと迫った。
世界トップレベルの対戦が実現
写真:水谷隼(手前・木下マイスター東京)、イサンス(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
第3マッチのシングルスはKM東京・水谷隼と岡山・イサンスの対戦に。両者はともに世界ランクトップ10に入る選手であり、ノジマTリーグらしいハイレベルなカードが実現した。
第1ゲームは台上の細かなプレーで着実にポイントを重ねた水谷がリードを広げた。ラリー展開になっても台に近いから早い打点で返球しながらイサンスの攻撃を封じ、11-9で水谷が1ゲームを先取した。
第2ゲームになると、さらに水谷の勢いが増していく。丁寧なプレーでイサンスのミスをうまく誘い、ゲームを連取。水谷が勝利に王手をかけた。
第3ゲームに入り、後がないイサンスは持ち味のパワーのある攻撃で巻き返しを狙ったが、台から下がらない水谷のブロックに苦戦。逆に水谷は攻めてよし、守ってよしの好調ぶりを見せ、世界ランク7位の強豪相手にストレートで勝利を決めた。
KM東京、初代王者の座まであと1マッチ
KM東京はノジマTリーグの初代年間王者の座まで、あと1マッチと迫った。第4マッチには張本智和(KM東京)が登場するが、ここで決められるか。
ここまでのスコア
KM東京 2-1 岡山
水谷隼/大島祐哉 1-2 ○上田仁/森薗政崇
11-9/7-11/9-11
○侯英超 3-1 吉村和弘
12-10/7-11/11-5/14-12
○水谷隼 3-0 イ サンス
11-9/11-8/11-8