文:ラリーズ編集部
2019年8月29日(木)にTリーグ2019-2020シーズンが開幕する。
今シーズンも日本選手のみならず、多くの海外トップ選手が参戦を決めている。東京五輪前年ということもあり、各選手がワールドツアーなどで過密日程になることは間違いない。Tリーグのチームの監督は、8月末から2月までの長いシーズンを見据えて、どのタイミングでどの選手を起用するか手腕が問われるだろう。
今回は、そんな長いシーズンの鍵を握るTリーグ男子4チームの監督を紹介する。
>>日本人キラーを探せ!Tリーグ参戦海外選手の対日本人成績まとめ
木下マイスター東京
写真:邱建新監督(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
昨シーズンに引き続き邱建新監督が木下マイスターを指揮する。
邱監督といえば、現役時代は中国ナショナルチームやドイツ・ブンデスリーガで活躍。引退後も水谷のプライベートコーチやドイツ・ブンデスリーガでも最優秀監督に選ばれるなど指導者としても成果を残し続けている。昨シーズンのような相手チームの意表をつく采配や選手起用など、今シーズンも王者の采配が見逃せない。
岡山リベッツ
写真:白神宏佑監督(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
今シーズンも岡山リベッツの指揮を執る白神宏佑監督。
自身は中央大学卒業後から現在に至るまで、卓球指導者として老若男女問わず数多くの生徒を指導してきている。昨シーズンのプレーオフでは惜しくも木下に敗れてしまったが今シーズンはリベンジなるか。
岡山自慢の「チーム力」や監督としての神オーダーが光るかが注目ポイントだ。
T.T彩たま
写真:坂本竜介監督(T.T彩たま)/撮影:保田敬介
T.T彩たまでは昨シーズンに引き続き、坂本竜介監督が執行役員兼監督としてチームを牽引する。
選手としても監督としても勝負事の酸いも甘いも知る坂本監督が、選手兼コーチの岸川聖也や新加入の松平健太などを率いる。ファンには嬉しい顔ぶれが揃った新メンバーでの坂本監督の采配に注目したい。
今シーズンも監督の強心臓とチーム持ち前の勝負強さを見せつけることが出来るか。
琉球アスティーダ
写真:張一博監督(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
琉球アスティーダでは昨シーズン、選手兼コーチというTリーグでは唯一の2足のわらじで活躍した張一博が新監督に就任した。
張一博といえば、世界選手権の日本代表としてや全日本、全日本社会人など、選手としての実績も名高い。選手に近い視点で、日本と世界両方を知る張の卓球脳を活かすことが出来るか。新監督の采配に注目したい。
Tリーグ・2ndシーズンは8月29日に開幕を迎える。各チームの戦力も整い、熱戦が期待される男子4チームの指揮官の采配からも目が離せない。