文:ラリーズ編集部
卓球Tリーグ男子・岡山リベッツは22日、東京五輪代表に内定している丹羽孝希とサードシーズンの契約を締結したと発表した。丹羽は、1stシーズンは琉球アスティーダ、2ndシーズンは木下マイスター東京に所属しており、3rdシーズンの岡山リベッツでTリーグ所属選手唯一の3球団目のプレーとなる。
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岡山に天才サウスポーが新加入
丹羽は、2019年の過酷な東京五輪選考を戦い、見事シングルスと団体の代表権を手中に収めた。Tリーグのシングルスでは、ファーストシーズン12勝6敗、セカンドシーズン7勝5敗の成績を残していた。
写真:丹羽孝希/撮影:伊藤圭
162㎝と小柄ながら、リオ五輪団体戦銀メダルを筆頭に数多くのタイトルを獲得しており、丹羽の加入は昨季最下位に沈んだ岡山リベッツにとって非常に大きな補強となる。また、岡山リベッツは、同級生の町飛鳥、吉田雅己、1学年下の森薗政崇ら青森山田高校OBが多数所属しており、新加入ながらも丹羽にとっても馴染みやすい環境と言えるだろう。
世界最速とも言われる打点の早いカウンターや時折見せるカットブロックなどトリッキーなプレーから、国内外にファンの多い丹羽。岡山リベッツでの活躍に期待が高まる。
丹羽孝希コメント
日頃より、沢山のご支援・ご声援を頂き有難うございます。
この度、Tリーグ2020-2021シーズンは岡山リベッツと契約しプレーさせて頂くことになりました。岡山リベッツは青森山田出身の選手が多く、共にプレーしたことがある選手と一緒に戦えることを嬉しく思っています。
チームに貢献し良い結果が残せるよう、より一層努力して参ります。また、ファンの皆様にも卓球を楽しんで頂けるよう頑張っていきますので、今年度も応援よろしくお願いします。
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