Tリーグ・女子 全チーム紹介と戦力分析 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命レッドエルフ) /撮影:ラリーズ編集部

大会報道 Tリーグ・女子 全チーム紹介と戦力分析

2019.08.10

文:ラリーズ編集部

いよいよ2ndシーズンが開幕するTリーグ。今回は各チームの注目選手とともに、女子4チームの戦力分析を行っていく。

初代女王、ダブルエース健在:日本生命レッドエルフ

昨シーズン優勝チームであり、今季も優勝候補筆頭と言えるだろう。昨シーズン無敗で個人MVPを受賞した早田ひな、日本代表の平野美宇の二枚看板を擁しながら、森さくら、前田美優らも在籍し、盤石の強さを誇っている。

しかし、昨シーズンダブルスベストペア賞の常晨晨(チャンチェンチェン)、蒋慧(ジャンホイ)が“中国選手の派遣禁止”によって今季は参戦することができない。この2人の穴をどう埋めるかが、連覇への“カギ”となるだろう。

1stシーズン成績
チーム順位2位 13勝8敗 勝ち点43

日本生命レッドエルフ メンバー
石垣優香(#17)、平野美宇(#1)、早田ひな(#18)、森さくら(#0)、前田美優(#7)、陳思羽(チェンズーユ、#11)、皆川優香(#2)


写真:平野美宇(日本生命レッドエルフ) /撮影:ラリーズ編集部

最強軍団、目指すはVのみ:木下アビエル神奈川

1stシーズンは圧倒的な強さを誇るも、ファイナルで敗れ準優勝となった木下アビエル神奈川。今季もエース・石川佳純を軸に、香港の杜凱琹(ドーホイキン)、浜本由惟、長﨑美柚と最強の布陣が揃っている。

昨季マッチ勝利数2位の袁雪嬌(エンシュエジャオ)が参戦しないことは大きいが、それでも戦力の高さは申し分ない。今季も目指すは“優勝”のみだろう。

1stシーズン成績
チーム順位1位 18勝3敗 勝ち点60

木下アビエル神奈川 メンバー
石川佳純(#7)、杜凱琹(ドーホイキン、#2)、浜本由惟(#4)、森薗美月(#9)、長﨑美柚(#15)、木原美悠(#51)、張本美和(#16)


写真:石川佳純(木下アビエル神奈川) /撮影:ラリーズ編集部

アジア選手そろい踏み:日本ペイントマレッツ

昨季は3位に終わった日本ペイントマレッツ。今季もシンガポールの馮天薇(フォンティエンウェイ)、香港の李皓晴(リホチン)、タイのサウェータブット・スターシニーとアジア選手が集まった。また先日行われたT2ダイヤモンドベスト4の加藤美優も在籍するなど、戦力としては十分なレベルにある。

チームの主力である馮天薇、加藤が他チームのエースに対して勝ち星を挙げられるかが、上位進出へのキーポイントとなる。

1stシーズン成績
チーム順位3位 6勝15敗 勝ち点19(※規定違反による制裁により勝点3点が減点)

日本ペイントマレッツ メンバー
馮天薇(フォンティエンウェイ、#8)、加藤美優(#1)、李皓晴(リホチン、#11)、蘇慧音(スーワイヤムミニー、#6)、松平志穂(#28)、相馬夢乃(#2)打浪優(#24)、サウェータブット・スターシニー(#9)


写真:馮天薇(日本ペイントマレッツ)/撮影:ラリーズ編集部

昨季4位返上へ:トップおとめピンポンズ名古屋

1stシーズンは国際色豊かなチームとしてTリーグを盛り上げるも、結果は4位。今季もヨーロッパから参戦のエリザベタ・サマラ、カットマンのハン・インと外国選手が集まっている。また新戦力として2017全日本ジュニア優勝の笹尾明日香、2019全日本ジュニア女王の出澤など4人の学生が今季から参戦する。

各選手が力を最大限発揮することができれば、上位進出への可能性は十分にある。

1stシーズン成績
チーム順位4位 5勝16敗 勝ち点19

トップおとめピンポンズ名古屋 メンバー
エリザベタ・サマラ(#3)、ハン・イン(#9)、森薗美咲(#5)、鈴木李茄(#7)、出澤杏佳(#6)、森田彩音、山本笙子、笹尾明日香


写真:エリザベタ・サマラ(トップおとめピンポンズ名古屋)/撮影:ラリーズ編集部

2ndシーズンは激戦必至

東京五輪を控え、昨季以上の激戦が予想されるTリーグ。1試合も見逃すことはできない。

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