「強くなるために14歳で祖国を離れた」人口わずか260万人の東欧の小国が決勝トーナメントへ<世界卓球2026> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ヴラディスラフ・ウルス(モルドバ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 「強くなるために14歳で祖国を離れた」人口わずか260万人の東欧の小国が決勝トーナメントへ<世界卓球2026>

2026.05.04

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インタビューから報道記事、選手・用具紹介記事まで幅広く担当。2019年の全日本で見た出澤杏佳選手のプレーに衝撃を受けて以降、粒高バックハンドドライブの習得に心血を注いでいる。
戦型:右シェーク裏粒

<2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会(団体戦) 日程:4月28日~5月10日 場所:ロンドン(イギリス)>

28日より、ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会が幕を開け、グループリーグの試合が行われた。今大会はリーグ戦総当たり形式のグループリーグ、シード決定戦を経て、トーナメント形式のノックアウトステージで王座を決める。

男子グループ12のモルドバ代表は、チリ代表、タヒチ代表に勝利、ポーランド代表相手にヴラディスラフ・ウルスが2本取りの活躍を見せるも敗れ、プレーオフに進出。パナギオティス・ギオニス擁するギリシャ代表とラストまでもつれ込む大接戦の末、ノックアウトステージ進出を掴み取った。

試合後、ヴラディスラフ・ウルスに話を聞いた。

ヴラディスラフ・ウルス(モルドバ) コメント

── 今日の試合を振り返っていかがですか?

ヴラディスラフ・ウルス:本当に厳しい試合でした。特に昨日のポーランド戦の後、回復する時間がありませんでしたし、メンタル面での戦いでした。それでも勝つことができたので、本当に嬉しいです。私たちは良いチームで、雰囲気も最高です。

── 今回が世界選手権団体戦での初めての出場ですよね。世界選手権への出場が決まった時はどのような気持ちでしたか?

ヴラディスラフ・ウルス:モルドバ代表としてプレーするのは今回が初めてなので、本当に楽しいです。自分の国を代表して戦い、できる限り良いプレーをするのは嬉しいことです。

── あなたご自身についていくつか質問させてください。卓球を始めたのはいつですか?

ヴラディスラフ・ウルス:7歳の時です。

── なぜ卓球を始めたのですか?

ヴラディスラフ・ウルス:学校でエネルギーがあり余っていて、いつも走り回ったり何かを作ったりしていたので、両親が私をスポーツクラブに入れることにしたんです。それがきっかけで卓球を始めました。

── 普段の練習はモルドバ国内ですか、それとも海外ですか?

ヴラディスラフ・ウルス:もっと良い選手になるために、14歳でモルドバを出ました。今はスウェーデンに住んでいて、そこで練習しています。

── あなたの活躍を知ってからモルドバについて知る人もたくさんいるのではないかと思います。

ヴラディスラフ・ウルス:ええ、私たちの首都はとても素敵なところですよ。私は首都出身ですが、とても美味しいワインと素晴らしい食べ物、いろいろなスイーツなどがあるので、一生に一度は訪れる価値があります。

── ぜひ行ってみたいです。日本の選手にはどのような印象を持っていますか?

ヴラディスラフ・ウルス:そうですね、日本にはたくさんの強い選手がいます。また、私はポーランドのリーグでもプレーしているのですが、そこにも有延選手のような日本の選手がたくさんいます。彼らは本当に素晴らしいですし、日本代表チームも今とても強いですね。

── 最後に、今後の目標について教えていただけますか?

ヴラディスラフ・ウルス:私たちの目標はベスト16に入ることです。結果がどうなるか見てみましょう。

男子グループ12

1位:ポーランド(3勝0敗)
2位:モルドバ(2勝1敗)
3位:チリ(1勝2敗)
4位:タヒチ(0勝3敗)

男子グループリーグ プレーオフ

〇モルドバ 3-2 ギリシャ

〇ヴラディスラフ・ウルス 3-0 SGOUROPOULOS Ioannis
〇アンドレイ・プチュティカ 3-0 パナギオティス・ギオニス
TERNA Denis 2-3 STAMATOUROS Georgios〇
ヴラディスラフ・ウルス 1-3 パナギオティス・ギオニス〇
〇アンドレイ・プチュティカ 3-1 SGOUROPOULOS Ioannis