戦型:右シェーク裏粒
<2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会(団体戦) 日程:4月28日~5月10日 場所:ロンドン(イギリス)>
28日より、ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会が幕を開け、グループリーグの試合が行われている。今大会はリーグ戦総当たり形式のグループリーグ、シード決定戦を経て、トーナメント形式のノックアウトステージで王座を決める。
30日には男子グループ13でカナダとフィジーが対戦。フィジーの3番手には73歳、チー・ワン(フィジー)が登場。カナダのエドワード・リー(カナダ)と対戦し、ストレートで敗北するも、初めての世界大会でしっかりと活躍を見せた。
試合後、チー・ワンに話を聞いた。
チー・ワン(フィジー) コメント
── 試合を終えての感想を聞かせてください。
写真:チー・ワン(フィジー)/撮影:ラリーズ編集部
チー・ワン:とても嬉しいです。なぜなら、初めての世界選手権出場だからです。この年齢でフィジー代表としてまだプレイできることは本当に嬉しいです。ですから、ハッピーです。
20年前の2006年、メルボルンで開催されたコモンウェルスゲームズでのカナダチームとの対戦を思い出します。20年前は1試合勝てたのですが、最後の試合では負けてしまいました。それで私は3位でした。
── 使っているラバーは表ソフトですか?
チー・ワン:私は粒高ラバーを使用しているのですが、これを使うのは今回が初めてなんです。
写真:チー・ワン(フィジー)/撮影:ラリーズ編集部
実は昨日、ちょっとしたアクシデントがありまして。私が持っていた2本のラケットが、ラケット検査を通らなかったんです。ラケットのことはわかっているつもりだったんですが、少し動揺しました。それで、友人からラケットを借りたのですが、普段使っているラバーとスポンジが違って大きな差がありました。だから、とても心配でした。
今日は勝てるチャンスがあると思っていて、私のチームのコーチが調整してくれましたが、やはり使い慣れたラケットではないため、上手くコントロールができませんでした。
── 普段はどのラバーを使っているんですか?
チー・ワン:大維(DAWEI)の「388C-1」です。いつもフォア面にはこのラバーを使っています。私にはそれほど重要なことではありません。
試合の大半はカットと攻撃を使用しているのですが、残念ながら昨日はラケットがありませんでした。今日、フルタイムで使える新しいラケットを手に入れ、それを使って試合を楽しむことができました。
── 普段はどこで練習しているのですか? クラブチームに所属しているのですか?
チー・ワン:ええ、もちろんです。私はニュージーランドの南島、ダニーデン(Dunedin)に住んでいます。ここからはとても遠いです。
── 最後に今後の目標を聞かせてください。
今後のことですが、妻と一緒に、もっと卓球をプレイするつもりです。そして、ベテランの部にも挑戦するかもしれません。それでもまだ、2028年のロサンゼルスオリンピックへの夢を抱いています。なぜなら、2年前のパリ五輪予選で私はフィジー代表として通過したからです。
フィジー予選で優勝して、ニューカレドニアで開催されたオセアニア選手権にも出場しました。会場の審判みんなに「71歳でオリンピックに行くのか!」と言われました。ですが、その4日後にITTF(国際卓球連盟)が新しいルールを作ったんです。「オリンピックに出るには世界ランキングが必要だ」と。
そのとき私は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で4年間国際大会に出ていませんでした。そのため、世界ランキングを持っておらず、五輪予選を通過したのは私だけでしたが、オリンピックには行けなかったんです。そして、代わりに私のチームのもう一人の若い選手がパリオリンピックに出場しました。
しかし今年、私はその選手と2回試合して2回とも勝ったんです。だからまだ私にはチャンスがあります。練習を続けて、チャンスを残しておきたいと思っています。
世界選手権2026ロンドン
男子グループ16最終結果
1位:カナダ(3勝0敗)
2位:ベルギー(2勝1敗)
3位:カメルーン(1勝2敗)
4位:フィジー(0勝3敗)








