文:ラリーズ編集部
<2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会(団体戦) 日程:4月28日~5月10日 場所:ロンドン(イギリス)>
3日、ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会は6日目を迎え、シード枠決定戦となるステージ1Aで日本はドイツと対戦した。
女子日本がドイツ代表に勝利
今回のオーダーでは、1番にカット主戦型の橋本帆乃香(デンソー)が今大会初登場。世界ランキング9位のサビーネ・ウィンターとの初対戦を迎えた。
試合は序盤から互角の戦いを繰り広げるなか、橋本が要所で攻撃を仕掛け得点に繋げると、橋本が先制する。第2ゲームではウィンターの安定した強打で得点を重ね、ウィンターが第2ゲームを奪取。ゲームカウント1-1で並ぶ。
迎えた第3ゲームでは、後半で橋本のバックハンド攻撃が得点に繋がる。カット以外にもブロックや攻撃を織り交ぜて2ゲーム目を奪う。
第4ゲームでもウィンターのフォアハンドの猛攻とバック面のアンチラバーの変化に橋本が苦戦。橋本も追いつこうとするが、ウィンターが逃げ切る形で第4ゲームを取り、勝負は最終ゲームに。一進一退の攻防が繰り広げられるが、最後は橋本がパワフルなウィンターの連続攻撃に屈し、8-11で敗北。ウィンターがゲームカウント3-2で勝利し、ドイツが先制点を挙げた。
写真:張本美和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部
続く2番では張本美和(木下グループ)とアネット・カウフマンが対戦。カウフマンはパリ五輪女子団体準決勝で張本にストレート勝利している実力者だ。
第1ゲームの序盤はカウフマンが得点を重ねるも、張本が冷静に対応して得意の展開に持ち込み、第1ゲームを奪取する。第2ゲームでは一転、カウフマンのバックハンドのカウンターが功を奏し、カウフマンがリードする展開に。しかし、張本も前中陣を広く使ってカウフマンの攻撃に対応し、デュースの末に張本がこのゲームも制する。
第3ゲームは張本がレシーブからパワーのあるチキータを駆使してリードを広げていく。カウフマンも台上のフリックから安定した連続攻撃で追いついてくるが、張本が引き離しマッチポイント。最後はカウフマンのフリックがオーバーし、ストレートで張本が勝利した。
写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
3番では早田ひな(日本生命)と、ベテランカットマンのハン・インが対戦。試合は第1ゲーム、ハン・インのカットにも動じずに早田が先制する。しかし、第2ゲームはハン・インが攻撃を多く含めた戦術で得点を重ねる。さらに、要所で切れ味鋭いバックカットで早田のミスを誘い、このゲームはハン・インが取り返す。
勝負の第3ゲームは、早田が緩急をつけながらハン・インのペースを崩してゲームを奪取。そして、早田は第4ゲームでも粘り強くハン・インのカットに対応し、最後はハン・インの強打がオーバー。早田がゲームカウント3-1で勝利し、日本がマッチカウント2-1でリードを奪った。
写真:サビーネ・ウィンター(ドイツ)/撮影:ラリーズ編集部
4番では張本とウィンターが対戦。第1ゲームから張本のペースで試合が進むが、ウィンターもバック面のアンチラバーの変化をラリーの中に組み込み対応していく。じわじわと迫るウィンターから逃げるように張本が1ゲーム目を奪う。
第2ゲームでもウィンターの特殊な打法やアンチラバーの変化にも落ち着いて対応し続ける張本が、得点を重ねる。第2ゲームも張本がものにした。第3ゲームも張本がリードを広げていく。さまざまな得点源を持つ張本が優位に試合を展開していくが、後半からウィンターがペースを掴み、張本を翻弄する。
ウィンターが1ゲームを取り返して迎えた第4ゲーム。序盤からサービスで優位に立つ張本がリードするが、すかさずウィンターも粘りラリーが続いていく。しかし、最後は張本がサービスエースでポイントして試合終了。張本が難敵を撃破し、日本がマッチカウント3-1でドイツに勝利した。
この結果から、グループ2を戦った日本代表は全勝で1位通過を決め、ノックアウトステージの本戦へと進む。
女子グループ2
〇日本 3-1 ドイツ
写真:女子日本代表/撮影:ラリーズ編集部
橋本帆乃香 2-3 サビーネ・ウィンター〇
11-9 / 6-11 / 11-8 / 8-11 / 8-11
〇張本美和 3-0 アネット・カウフマン
11-4 / 12-10 / 11-7
〇早田ひな 3-1 ハン・イン
11-4 / 8-11 / 11-6 / 11-5
〇張本美和 3-1 サビーネ・ウィンター
11-6 / 11-4 / 7-11 / 11-7
橋本帆乃香 – アネット・カウフマン
世界卓球2026 女子日本代表
張本美和(木下グループ)
面手凛(日本生命)
早田ひな(日本生命)
橋本帆乃香(デンソー)
長﨑美柚(木下グループ)
世界卓球2026大会システム
今大会は、予選となるグループリーグと、グループリーグを突破したチームとシード枠のチームによるトーナメント形式のノックアウトステージで王座を決める。
グループリーグとは別に、男女の上位7チームと開催国代表チームの計8チームが2つのグループに分けられ、シード枠決定戦が行われる。女子ではグループ1に中国、韓国、チャイニーズタイペイ、ルーマニアの4チーム、グループ2に日本、ドイツ、フランス、イングランドの4チームが分けられている。






