男子日本・岸川聖也監督「宇田か篠塚を起用することも考えた」ベルギー戦を勝ち切って6日の2回戦に挑む<世界卓球2026> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:男子日本代表/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 男子日本・岸川聖也監督「宇田か篠塚を起用することも考えた」ベルギー戦を勝ち切って6日の2回戦に挑む<世界卓球2026>

2026.05.05

文:ラリーズ編集部

<2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会(団体戦) 日程:4月28日~5月10日 場所:ロンドン(イギリス)>

4日、ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会は7日目を迎え、ノックアウトステージ1回戦が行われた。

男子日本はベルギーと対戦し、張本智和(トヨタ自動車)が2番で落としたものの、1番の松島輝空(個人)、3番の戸上隼輔(井村屋グループ)、そして4番で張本が勝利し、マッチカウント3-1で勝利した。

試合後、男子日本代表の岸川聖也監督に話を聞いた。

日本男子代表・岸川聖也監督 コメント

── ベルギー戦を振り返ってみていかがですか?

岸川監督:もう予選リーグが終わって、負けたら終わりの決勝トーナメントなので。相手ももちろん弱い国はないですし全力でぶつかってくるので、特に日本とやる相手は思い切ってくるので大変な試合になりましたが、しっかり(マッチカウント)3-1で勝てて、次に進めて良かったかなと思います。

── 全体的にまだ疲れが溜まっている状態ですか?

岸川監督:もちろん疲労はあると思います。昨日までの2日間で輝空と智和が5試合やって、昨日の試合の後、今日が休養日になるか試合があるのかも夜遅くまで分からなかったので、そこは調整が難しかったでしょう。そのなかでもしっかり勝ち残れて、次に進めて明日1日休めるので、それは大きいかなと思います。

── 張本選手の試合で、張本選手の思い通りにならない部分もあったと思いますが、どのように考えていましたか?


写真:張本智和(トヨタ自動車)/撮影:ラリーズ編集部

岸川監督:試合のスタートからしっくりきていなくて(ゲームカウント)0-2になってしまったので、そこから追い上げたんですが、やはり0-2スタートから逆転するのはどんな相手でも簡単ではないので。

さっきも言った通り、相手は思いきって向かって来るので、それをしっかり受けちゃったなと。1ゲーム目からもっと積極的にいければ、もっと良かったかなと思います。2試合目はすごく良かったと思いますので、調子は悪くないかなと思います。格下だろうが、もっと相手に向かっていける試合を3人ともできれば、さらにいいかなと思います。

── 選手に疲れもあるなかで、篠塚選手や宇田選手ではなくこの3人を起用したことには、何か狙いがあったのでしょうか?

岸川監督:誰かを休ませて、宇田か篠塚を起用することも考えましたが、やはり厳しい試合になると思っていましたし、今日の一試合を乗り越えれば明日休めるというスケジュールでもあったので、この3人でいこうと決めました。

── 張本選手と試合後結構喋っていたと思いますが、どのようなことをお話しされましたか?

岸川監督:昨日までの相手はレベルの高い選手が多く、今日の相手は予選リーグ(ステージ1A)よりも少しレベルの下がる選手たちとの対戦だったので、「トップ10、トップ20が相手の戦い方と、格下の相手の戦い方は同じじゃないよね」と。「そこはもっと考えてやれば良かったね」という話をお互いにしましたね。

── 戸上選手の評価、振り返りをお願いできますか?

岸川監督:1ゲーム目から集中力は高かったですし、「絶対に自分が勝って(マッチカウント)2-1で(4番の張本に)回す」という強い気持ちを感じたので。ああいう場面で3番を競ったり負けたりとなってくると、どんどんチームも厳しくなってくるので、そこは戸上の試合はすごく良かったですし、内容も良かったですし、素晴らしい試合だったなと思います。

── 2回戦の相手がカザフスタンとなりましたが、何か対策など考えていることはありますか?

岸川監督:まずは明日、しっかり休養しながら練習で調整します。もうここまで来たら相手がどこの国かは関係ないので、自分たちのマックスのプレーでメンタル面もしっかり整えて、格下の相手だろうがしっかり自分たちが向かっていけるように準備していけたらいいかなと思います。

── トーナメントを見てどういう印象を持たれましたか?

岸川監督:昨日のフランス戦が終わるまで1位通過なのか、2位通過なのか、3位通過なのかわからない状況でしたし、試合後すぐドローが始まって、すごく短い時間でいろんなことが決まりました。結果2位通過になって、もう1つのリーグの3位が中国ということでいろいろ思うことはありましたが、日本にとってはそこまで悪くないと思います。

ドイツともう一度試合をするチャンスがありますし、フランスや中国と逆の山に入ったので。ただ、あまり先を見すぎずにしっかり一戦一戦できればいいかなと。

── どちらかと言えばチャンスとして捉えていますか?

岸川監督:中国だったとしてもやるしかないという気持ちは選手にも持ってますし、僕も持っているので。ドローは比較的良かったですが。それでも(目の前の)一戦一戦ですね。

男子ノックアウトステージ1回戦

〇日本 3-1 ベルギー

〇松島輝空 3-1 アドリアン・ラッセンフォッセ
9-11 / 11-4 / 11-6 / 11-7

張本智和 1-3 セドリック・ヌイティンク〇
9-11 / 8-11 / 11-5 / 8-11

〇戸上隼輔 3-0 マーティン・アレグロ
11-8 / 11-4 / 11-8

〇張本智和 3-1 アドリアン・ラッセンフォッセ
11-8 / 5-11 / 11-8 / 11-3

松島輝空 – セドリック・ヌイティンク

世界卓球2026 男子日本代表

張本智和(トヨタ自動車)
松島輝空(個人)
宇田幸矢(協和キリン)
戸上隼輔(井村屋グループ)
篠塚大登(東都観光バス)