【卓球】石川、惜しくも4位 チャイニーズタイペイのエースに敗戦<女子ワールドカップ2018>


*写真は石川佳純(全農)

<女子ワールドカップ2018(成都) 2018年9月28日〜30日>

30日、女子ワールドカップ2018は最終日を迎え、3位決定戦が行われた。

3位決定戦には、準決勝で惜しくも世界女王・丁寧に敗れた石川佳純9月度世界ランキング4位・26歳)と鄭怡静(同8位・26歳)=チャイニーズタイペイ=との対戦となった。

中国人ファンも多い石川は「カスミ、加油(中国語で「頑張れ」の意)!」と声援を受けており、地元会場は石川の味方とも言えた。しかし第1ゲームはベテラン・鄭怡静がタイミングをずらすような緩急のある打球を繰り出し、石川のテンポを崩し、鄭怡静が奪取。第2ゲーム序盤もタイミングが合わない石川は思い切った攻めができず苦しむ。鄭怡静はタイミングを外したり、石川のミドル(体の正面付近のコースのこと。卓球で最も打球が難しいとされるコース。)を攻め、石川の思った展開を作らせず、ゲームカウントは石川がビハインドを背負う0-2に。

悪い流れは第3ゲームも続いた。鄭怡静は石川が思い切り打ってきたボールを見事にカウンターし、調子の良さを見せる。石川は強化してきたサーブをフォア前((フォアハンド側、台のネット際付近のコースのこと。)に集めチャンスを作り出すも、ラリーであと一球が決まらずこのゲームを落とし、後がなくなる。

第4ゲーム、鄭怡静に3点連続先取され、たまらず石川がタイムアウト。ここから一進一退の攻防が繰り広げられデュースになる。石川は鄭怡静のフォアからミドルにかけて得意の巻き込みサーブ(手首を内側に巻き込むようにして逆横回転をかけるサーブのこと。上回転か、下回転かが非常に判断しづらく、レシーブが難しいサーブ。)を繰り出し、なんとかこのゲームを取る。第5ゲーム、石川は序盤リードを奪うも、その後は熾烈なラリー戦になり、鄭怡静に押し切られ、ゲームカウント1-4で石川は敗北した。

世界最高峰のシングルスの大会に中国選手だけではない高い壁に阻まれたが、石川の進化はまだまだ止まっていない。これからも女子卓球界から目が離せない。

女子ワールドカップ2018 決勝トーナメント結果

3位決定戦

石川佳純 1-4 鄭怡静
8-11/7-11/10-12/15-13/8-11

文:ラリーズ編集部
写真:田村翔/AFLO SPORT

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